アニメ化&映画化『バクマン。』のネタバレ＆あらすじ！伏線の回収が秀悦すぎて舌を巻きます！

2021-04-28

漫画『バクマン。』を実際に読んでみたネタバレを含むあらすじをお伝えします。面白いストーリーの感想や感動できる見どころもご紹介！

『バクマン。』は、大場つぐみが原作者、小畑健が作画者です。集英社の『週刊少年ジャンプ』で掲載されました。高い画力を持つ真城最高（ましろもりたか）と、文才がある高木秋人（たかぎあきと）。二人の中学三年生が組んで、ごく一部の天才しかなれない漫画家を目指す物語！2010年よりアニメ化され、2011年、2012年と全3シリーズが放送、2015年には佐藤健さんと神木隆之介さんのW主演で実写映画化もされました。

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『バクマン。』漫画情報

 

『バクマン。』のネタバレ含むあらすじ

中学3年生の真城最高(サイコー)は画力に才能がありながらも夢を持たず、ただ流されて生活するだけの退屈な毎日を送っていたある日、同じクラスの秀才「高木秋人」から一緒に漫画を書こうと誘われますが、彼は高木の誘いを断ります。なぜならプロの漫画家だった大好きな叔父が亡くなり、漫画家になる夢を捨てていたからです。

しかしその夜、高木に呼び出されたサイコーは片思いしている美少女「亜豆美保」の自宅をいきなり訪ね、高木はいきなり二人でプロの漫画になると亜豆に宣言します。亜豆が好きだったサイコーはプロの漫画家になることをとっさに約束してしまいます。

亜豆は声優を目指しており、その漫画がアニメ化されたら亜豆自身が声優を担当したいと言い出し、気が動転したサイコーは「その夢が叶ったら、結婚してください」と亜豆へプロポーズ！サイコーと亜豆はその夢を叶えるまでは会わないことを前提に結婚することを約束します。

サイコーは漫画家の叔父が昔に使用していた仕事場を祖父から譲り受けることになります。高木と二人で仕事場にこもり初作品の執筆に専念し、漫画を書き続けます。その頃、彼らのライバルになる同年代の新妻エイジが手塚賞に準入選していました。

サイコーと高木は、二人三脚で苦労し書き下ろした初作品をジャンプ編集部に持ち込みます。そこで出会った敏腕編集者の服部の存在が、二人の漫画家人生の大きな転機となります。ジャンプの主流ではない「邪道」という方向性を見つけ、「亜城木夢叶」というペンネームで活動を開始します。そして「PCP–完全犯罪党–」を人気作として書き続けてきた亜城木夢叶は、本格的にアニメ化を意識した「REVERSI」を書き上げたのです。

「PCP–完全犯罪党–」に変わり、ライバルの新妻エイジと競い合った末「REVERSI」のアニメ化が決定します。アニメのヒロイン役はオーディションで選ばれることになり、そのオーディションで人気と実力を兼ね備えたライバルたちを抑え、亜豆がヒロイン役を勝ち取りました。

アニメ「REVERSI」を経て十年という長い年月をかけて夢をかなえたサイコーは、亜豆と約束した家の前で再びプロポーズ。一途に亜豆を思い続け、漫画を書き続けた努力が報われた瞬間でした。

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『バクマン。』の見どころ

主人公である高い画力のスキルを持つ真城最高(サイコー)と、発想や文才に秀でた高木秋人の少年二人がコンビを組み、次々に現れるライバルたちとの競争が一番の見どころになります。最大のライバルであり、尊敬している新妻エイジが強烈なインパクトを持っており、若干高校生にして連載を持つなど、常に二人の先を突き進む目標となる人物です。

また、真城と亜豆の恋の行方も話が進むにつれて盛り上がってきます。真城の心の支えである亜豆の存在が、どのように影響し、プロの漫画家へ近づいていくのかを注目してほしいです。

『バクマン。』を実際読んだ感想

漫画は一人で書くものだと思っていたので、このようなスタイルで漫画をかけるのか疑問に思いましたが、読み進めるうちに二人だからこそ描けるストーリーや発想があることに気がつきました。叔父の意思を受け継ぎ、漫画家になるため、来る日も来る日も漫画を書き、体調を崩すまで書き続ける姿勢は、叔父そのものでした。また新妻エイジの作業量は単純に凄いなと思いました。

その他にもプロの漫画家を目指すライバルたちが、意外と仲が良くて優しい一面もあり、とても読んでいて面白かったです。真城と高木が描いた作品のアニメ化が決まり、その声優を亜豆が務めた場面は感動しました。中学三年生の時に約束したことを達成した瞬間でもあり、フェラーリで迎えに行くところなんてかっこよすぎます！青春時代を思い出させるような漫画ですね。ぜひ読んでみてください！