アニメ化『刻刻』のネタバレ&あらすじ!アニメと原作の違いは漫画も読んでチェックしてみて!

2021-03-17

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「刻刻」のネタバレ記事アイキャッチ

漫画『刻刻』を私が読んでみた感想や見どころをお伝えします。ボリュームたっぷりのネタバレを含むあらすじもありますよ。

『刻刻』は、堀尾省太が原作者です。講談社の『モーニング・ツー』で掲載されました。佑河樹里(ゆかわじゅり)28歳は、仕事探し中。じいさん、父の貴文(たかふみ)、兄の翼(つばさ)はぐうたらする毎日を過ごしていました。ある日、甥の真(まこと)が幼稚園に迎えに行った翼とともに誘拐されてしまいます。身代金を要求されるも期限はたったの30分。そんなとき、じいさんは佑河家に代々伝わる「止界術」で、時を止めました。しかし森羅万象が止まった世界で自分たち以外に動く人間の襲撃に遭い…!?2014年に番外編が掲載、2018年にアニメ化もされた作品です。

まだ読んだことがない方は『刻刻』を無料で読む方法や試し読みもありますので、確認してみてください。あの有名漫画家の水木しげるさんも絶賛された面白いストーリーは一見の価値ありです!

『刻刻』漫画情報

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漫画タイトル

刻刻

作者名

堀尾省太

掲載雑誌

モーニング・ツー

連載終了の全巻数

全8巻

連載中の既刊巻

 

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『刻刻』のネタバレ含むあらすじ

「『動かぬ者と生きる』とお前は言った。」

28歳・失業中の佑河樹里(ゆかわ じゅり)の家庭は、一言で言うと『諦めムード』でした。隠居の祖父に、父・貴文と自分は無職、兄の翼は引きこもりのニート、働くのは母と妹・早苗のみ。シングルマザーである早苗の息子、つまり樹里の甥・真だけは元気に育っていましたが…。

そんな佑河家に、ある日事件が起きてしまいます。真が、幼稚園の帰りに迎えに行った翼共々誘拐されてしまったのです!犯人からの「身代金が現金で550万円。県営公舎B棟103号室に午後7時20分までに来い。来なかったらその時点で翼が死ぬ」という電話に顔面蒼白になる樹里・貴文・じいさん。

時刻は午後6時59分。警察に相談する時間もなく、車は母が使用中、どう考えても間に合いません!錯乱する樹里と貴文に、じいさんは「1分もかからん!一切の説明は後!この石に手を置け!」とテレビの上に飾っていた石を目の前に置きました。訳もわからぬまま言われたとおりにする二人。

そしてじいさんが自分の手を軽く切り、血を石中央のくぼみに注いだ瞬間、妙な白い火の玉のような物が飛んできました。その瞬間、樹里は思い出します。小さい頃、飼い犬のアンドレが死んだときに同じようにじいさんがこうしていたことを…。

「衛盒(エイゴウ)……」じいさんがそう言うと、先ほどの火の玉が三人の体の中にそれぞれ入り込み、そして…――!

家の外に飛び出した樹里は、目の前に広がる光景に思わず泣き出してその場にへたり込みます。そこは、全てが停止した世界…人も、動物も、物も、自分たち以外の一切が止まっていたのです…!

停止した世界で翼と真の救出に向かった樹里たち。指定された103号室に行くと、そこにはボコボコに殴られた翼と、泣きじゃくる真、そして二人を取り巻く誘拐犯たちの姿がありました。

もちろん彼らは止まった状態ですが、その光景を見て思わず殺意を覚える樹里。その瞬間、彼女は不気味な化け物が近くを横切るのを確かに見ました。しかしそれはすぐ消え、ともかく二人をここから運び出そうとする樹里たち。

しかし、そこに誘拐犯の一味と思われる人間が数人やってきました。そう、彼らは何故か動いていたのです!連中の襲撃を受ける樹里たち。しかし、じいさんが樹里の手をつかむと、二人は瞬間移動していました。じいさんはこの止まった世界でのみ、最大約10m瞬間移動することができるのです!

二人を逃がすまいと真にナイフを突きつけ脅す男。しかしその瞬間、その男の後ろに先ほど樹里が見た巨大な化け物が現れ、なんと男の頭を握りつぶしてしまいました…!

じいさんはその化け物を『管理人』と呼び、その場に居た『佐河』と呼ばれる謎の人物は「『神ノ離忍(カヌリニ)』…『止者』への殺意に反応して出現する」と話します。そして男を殺すと、化け物は跡形もなく姿を消すのでした…。

化け物の出現に男たちが動揺しているスキに、樹里を連れて瞬間移動でその場から脱出するじいさん。真たちを助けないと!と焦る樹里に、じいさんは「翼と真はさっきの奴が守ってくれる。」と説明します。

先ほどの化け物『管理人』は動いている人間が止者に対して殺意を向けた時にのみ出現し、その殺意の源である人間を始末するのです。さらにじいさんの話では、『管理人』はこの止界で生きる事を諦めた人間の末路ということでした。

そして二人は、あの場に貴文を置いてきたことをようやく思い出します。その頃、貴文は彼らに拘束され、どこかへ連れていかれていました…。

作戦を考える二人。じいさんは貴文の無事を確かめて可能なら救出、樹里は家からあの『石』を持ってくることになりました。その頃、先ほど化け物に殺された男の身体から例の火の玉が出てきて、なんとそれは近くにいた翼の身体に入ってきました。そして、驚いたことに翼も動けるようになったのです!

「神ノ離忍…『大円行記』の通りのお姿でした…教えは正しかった」と歓喜に震えながら佐河に報告する誘拐犯一味の男。彼らは一体…?

じいさんは樹里にこの世界のことを説明しました。「この世界は時間の流れから切り取られた『一瞬』だ。ワシらはその『一瞬』の中に侵入し動き回っている。千分の一秒のズレでそこは全く別の『止界』になるから、別の者が同じタイミングで入ってくるのはまずありえない事だが…とにかくいったん術を解除して、すぐに再発動しここより先の時間帯の止界に入ろう。そのためには貴文を救出しないとならない。止界に置き去りにすると二度と会えなくなるからな」

その頃、翼は誘拐犯たちがその場を立ち去ったのを確認し、動かぬ真を連れてそこから逃げ出していました。そして誘拐犯一味と思われる、間島と呼ばれた女性は歩きながら周囲の様子を観察していました。「ようやく『この世界』に帰ってきた。22年か…」と意味深な言葉をつぶやきながら…。

貴文を連れていく誘拐犯を尾行し、その本拠地らしき建物に潜入したじいさん。そこは『真純実愛会』という宗教団体のようでした。そこでじいさんは自分たちが使った『石』とそっくりな物を見つけます。さらには、止界に入る瞬間の自分たちの姿が映った小型テレビが…!彼らは佑河家を盗撮し、計画的にこの止界に入ってきたのです!

その頃この実愛会の総主・佐河は、この計画の為に雇ったチンピラを使って実験をしていました。チンピラに止者を殺させようとして、わざと神ノ離忍を出現させたのです。神ノ離忍は、先ほど出現した時より小さくなっていました。どうやら奴は稼働にエネルギーが要るらしく、出現するたびに小さくなっていくようです。

その頃樹里は、家に着くもそこには誘拐犯の仲間たちが待ち伏せしていました。彼らに捕まり、殺されそうになる樹里。しかし何故か樹里が奴らに触れると、触れられた男からあの火の玉『霊回忍(タマワニ)』が出て、その男は止者となりました!男たちに次々と触れ、止者にしていく樹里。そして石をつかんで急いで脱出します。

彼女を追おうとしたチンピラの一人・迫(さこ)を先ほどの間島が制止しました。間島は、どうも樹里の力を以前から知っている様子でした。

間島の回想…22年前、母の叔母の形見分けで間島は奇妙な石をもらいました。偶然その石のくぼみに兄の涙が入り、間島家は突如止界に入ってしまいます。実はその時、同時にじいさんがあの石を使っていたのです!佑河家の『本石』に間島のもらった『属石』が呼応したのでした。突然の事態に自我を保てなくなり、次々と神ノ離忍化してしまう間島の家族。そして間島だけは偶然樹里と出会い、先ほどの樹里の力で止界から生還したのでした…。

間島「『止界に入る』ということは、『霊回忍』と融合するということは、自らの意志で止界に入り、自らの意志で止界を出る予定と確信があればこそ、止界の自然霊である霊回忍の性質を利用する立場でいられる。あの時何が起こったのかも、帰る術も知らない私たち家族の崩れかけた精神の均衡を、体内の霊回忍はそれを回復させる方向に動いた。すなわち私たちを完全な止界の住人『神ノ離忍』とする方向に。何の確証もないただの期待に過ぎないけど…今の神ノ離忍の無力化に成功したら、もしかして…」

間島は、家族が神ノ離忍としてこの世界に存在しているなら、樹里の能力を使って連れ戻せるのではないかと考えていたのです。

その頃、真に先ほど樹里が追い出した霊回忍が入り、なんと真も動くように!翼は真と二人、家に戻ることにします。そして実愛会本部では、佐河が盗撮器業者の潮見に、樹里が来て本石を奪い返されたとの報告を受けていました。

その頃じいさんは、別動隊の存在に気づいて、急いで家へと向かいました。そして石を持って逃げてきた樹里と再会します。

佐河は間島の「神ノ離忍が一体とは限らない」という仮説を聞き、自分で実験してみることに。その時に合計3体の神ノ離忍が出て、実愛会信者の一人を殺害してしまいます。その神ノ離忍たちの身体からは、間島の家族が来ていた服が見えていました…。

実愛会本部前で待つ貴文の元へ、瞬間移動でじいさんと樹里が飛んできます。実愛会は貴文をおとりにして、二人をおびき出そうと考えていたのです。貴文をつかんで、瞬間移動で逃走する二人。

その頃家に戻った翼と真に、まだ潜んでいた実愛会信者の魔の手が忍び寄っていました!翼は真を逃がしてその男を絞め殺しますが、あまりの事態に自我の均衡を失って神ノ離忍化が始まってしまい…!

そこへ丁度樹里たちが駆けつけます。霊回忍を追い出すと、翼の神ノ離忍化は止まりました。樹里たちを追っていた間島は迫と共に真を捕え、真に樹里たちを呼び出させます。自分の家族を元に戻すために…。そして貴文が神ノ離忍を呼び出し、樹里が3体の神ノ離忍に力を使って霊回忍を追い出しました。すると、崩れていく神ノ離忍たちの身体から、人間が現れたのです!

間島の両親は既に遺体となっていましたが、彼女の兄・洋介はなんとまだ生きていました!彼を抱きしめる間島を見て、樹里たちは石を捨てる決意をします。そして間島と迫も、実愛会を裏切り樹里たちと手を組むことにするのでした。

またしてもじいさんたちに逃げられたという報告を受けた佐河は、佑河家に向かいました。樹里が本石を家の近くに隠したという発言を聞いていた者がいて、信者たちは石の捜索を開始します。佐河は潮見と共に止者となった翼や、神ノ離忍の残骸を観察していました。

あんたの目的はなんだ?と聞く潮見に、佐河は「世界を永く見たい。理想を言えば人の何千倍もの長さの時間を見たい」と答えます。

彼によると実愛会の教本、『大円行記』は止界術や止界での実験、その結果が書き記されている物とのこと。しかもそれは、約500年もの間にかけて『たった一人が書いた物』。つまりその書いた人物…実愛会の創始者は止界研究の結果、自身の命を生き永らえさせることに成功したのです!

自分も創始者と同じように霊回忍を支配して神ノ離忍の向こう側に行きたい、さらに実愛会は君に託すと潮見に話す佐河。それを信者の一人が聞いてしまっていました…。そしてその信者が他の者にそれを話したことにより、信者たちは裏切者の佐河を粛正しようと考えます。そして彼らはチンピラの飛野と手を組み、樹里が隠しておいた本石を見つけてしまうのでした!

信者達は佐河を問い詰めるも、佐河は「ちょうどいい」と、自我を保ったまま半神ノ離忍化してしまい…!人間と神ノ離忍の中間体となった佐河は、信者の一人を訳もなく殺害すると、止者となった翼を連れて行ってしまいました。

それを追う樹里たちは、間島の提案で潮見の懐柔を画策します。間島は佐河らが潜むスーパーに潮見を説得に行くものの、目論見を看破されて窮地に!しかし同時に、彼女は佐河が神ノ離忍化した肉体をコントロールしきれていないことに気がつきました。

屋上へ逃げる間島を見て、樹里とじいさんは思わず助けに入ります。間島が持っていたナイフで佐河のアキレス腱を切り、どうにかピンチを免れました。佐河が足を負傷したスキに樹里とじいさんは翼を探しにスーパー内部へ侵入し、翼の奪還に成功。佐河と潮見は、その場から離れて仕切り直すことに。

そしてその頃、佐河によってひん死になっていた飛野が神ノ離忍化してしまいます!今までの神ノ離忍とは明らかに違う動きをする飛野に動揺する樹里たち。しかし、偶然その場に居合わせた真が命令すると飛野はその命令に従い…!?

佐河は、じいさんと樹里の能力が厄介なため、本石と彼らの血液を使って二人を排除する作戦を立てていました。そしてじいさんの血を入手して本石のくぼみにその血を入れると、突如じいさんが苦しみだし、霊回忍が抜け出てきたのです…!

佐河の作戦は、じいさんの血と本石を使い、じいさんをこの止界から追い出すこと!その目論見通りに霊回忍が抜けそうになるじいさん。樹里とじいさんは本石の所に飛んで、なんと樹里が本石を壊してしまいます!これでもう、止界から出るには樹里の力を使うしかなくなり、さらに樹里自身が出る方法がなくなってしまいました…!

そこにやってきた佐河は、樹里が本石を破壊してしまったことに気がつきます。そして後から来た潮見もまたそれを瞬時に理解しました。さらに二人は、これでこの止界から出る手段は樹里の力のみという事をも瞬時に理解し…佐河はこれで潮見が裏切るだろうと予測し、突如潮見を攻撃!

その予測通り瞬時に裏切った潮見は、佐河の攻撃をすんでの所でかわし、「俺を連れていけ」と瞬間移動しようとするじいさんたちの腕をつかみます。なんとか窮地を逃れるも、樹里が止界から出られなくなったことに、じいさんは己を殴り苦悩します。そして潮見は、佑河家につくことに!

一方佐河は神ノ離忍化した飛野と戦闘になっていました。樹里たちが駆けつけると、そこには飛野を操って佐河と闘う真と、それを応援する貴文の姿があったのです!そして佐河を捕えたものの、佐河は突如骨ばかりの身体になって拘束から抜け出し、民家に逃げ込んでしまいます。

追ってきた樹里に佐河は語ります。「お前を止界から出してやろうか。私ならおそらくいずれは石を使わない止界の出入りの仕方をレクチャーしてやれる。」しかし、全ては佐河の方便でした!じいさんは樹里を救えるかもしれないと一時はだまされかけるものの、佐河の目論見を見抜いた樹里に制止されます。

そこに模造刀を持った貴文が飛び込んできて、なんと佐河を殺害してしまいます!ためらいもなく殺人をする貴文を前に呆然とする樹里とじいさん。しかし、砂になった佐河の身体から脳と目だけが飛び出てきて…!

佐河を追った貴文は、奴によって重傷を負い、樹里に止界から追い出されました。止者にすれば元の世界ですぐに手当てが受けられるからです。「さよならも言えなかった…」と落ち込む樹里。

一方脳と目だけになった佐河は、自分の身体を細い糸状にしてマユのような物を作り、籠城を決め込みました。その糸は非常によく切れてうかつに近づけない為、その間に死体処理や証拠隠滅をする迫達。樹里はその間に、真を止界から出しました。

その後、樹里の力によって糸が破壊できることに気づき、どんどん破壊して進む樹里たち。しかし、その時糸に触れた樹里は信じられない事態に気がつきました。佐河はマユの中で胎児へと変わっていたのです…!

間島の仮説では、佐河は自分の身体の修復を霊回忍に託したところ、霊回忍が胎児から作り直した方が早いと判断してこうなってしまったのでは、ということでした。意を決して、胎児となった佐河を倒そうとする樹里。

しかしその時マユが崩れ落ち、中から胎盤に包まれた赤ん坊が出てきました。樹里は胎盤を破き、そして…彼女は、産声をあげるその赤ん坊を殺すことができなかったのです…。

結局赤子となった佐河を殺せず、粉ミルクを与える樹里と間島。間島は「佐河の脳細胞は既に養分となって消滅してしまったのだから、この子に記憶や人格が継承されることはないと思う」と話します。そしてじいさんと樹里、赤ん坊を残し、彼らは止界から去っていきました。

赤ん坊の首が座るまでは止界から出さない方が良いとのじいさんの言に従う樹里。そして気持ちを決めるまで自分を止界から出すなと話すじいさんでしたが、樹里は仮眠をとるじいさんのスキをついて止界から出してしまいました。このまま引き延ばすと、自分の決心が揺らいでしまうから…。

そして…止界から出たじいさんや他の者たち。佑河家には赤ん坊の泣き声がこだましていました。じいさんがダイニングに行くと、そこには泣きじゃくる赤ん坊と…樹里の『みんなへ』と書かれたノートが置いてありました。ノートには赤ん坊の成長記録などが書かれていて、152日目に『ちょっと遠出します。帰ってきたらまた書くね』と書かれたページを最後に、後は白紙となっていたのです…。

樹里は、5カ月ほどして首が座ったころ、赤ん坊を止界から出しました。そしてとうとう一人になった樹里は心の均衡を失い、神ノ離忍化していくのでした…。

薄れゆく意識の中で、樹里は必死にもがきました。ぼんやりと光る方向へ行こうともがき、その光に手が触れ…人の形をしたその光が振り向き…樹里は目を覚まします。そこは、まだ止界。しかし目の前で動いている人間がいました。

その女性は飛野を消滅させ、あっけにとられて「誰?」と問う樹里にこう答えたのです。「私は、あんたが止界へ来るのに使った石を作った人――の、嫁」

彼女は生まれつき霊回忍が体内にあり、そのため止界を自由に出入りでき、かつ全く老化が起こらないとのこと。しかしそのせいで昔殺されそうになって、その時一緒に逃げたのが止術の創始者ということでした。創始者は彼女と同じ体になって同じ時間を過ごしたいがために、石を作り研究していたのだそうです。

しかし創始者は既に亡くなってしまったと彼女は続けます。彼は理性で霊回忍を制御していたので、老化を防ぐのにも限界があったのだろうと。

そして彼女が「さて…あんたは普通に帰った方がいいね。昔話ができて楽しかったよ。じゃね」と樹里の手を握ると―――。その次の瞬間、樹里は普通の世界に戻っていたのです…。

数年後。佑河家には、樹里のことをママと呼ぶ少年の姿がありました。それは…あの赤ん坊となった佐河。彼は以前の記憶を一切持ってなく、とても幸せそうです。そして今日も、佑河家では刻一刻と平穏な時が過ぎていくのでした…。

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こみ

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『刻刻』の見どころ

まず一つ目の見どころは、作者さんの面白い着眼点による独特で不気味な世界観!

時が止まっているため物体に重力が働かない=物を空中で手離すと落下せずにその場に留まる、慣性の法則も効かないため、自転車などが使えず移動手段は徒歩のみ、霊回忍が入って動ける人物たちの意識・認識によって出来る行動が変わる…というのはとても面白く、読んでてワクワクすること間違いなしです。

物理学とかそんな要素が色々からんできますが、大丈夫!理系がサッパリでも何とかついていけます。

二つ目は、『負け組一家』の反撃に注目!佑河家ははっきり言って社会的には負け組です。特に真以外の男衆はじいさん・貴文・翼と三代揃ってへっぽこですが、しかし止界での彼らは一味違いますよ!

じいさんの瞬間移動能力は言わずもがな、能力の発現が見られない貴文や翼もそれなりの活躍を見せてくれます。しかし何といっても、最も活躍したのは女性の樹里でしょう。彼女に発現した能力以上に、その決断力・軸のブレなさ・芯の強さは敵の佐河でさえ賞賛するほど。

佑河家の奮闘ぶり、個々人の思いもよらぬ土壇場の力に注目すると、この作品がより楽しめると思います!

『刻刻』を実際読んだ感想

じいさんがヒーロー、孫娘がヒロインでしかも両方一般人という異色な構図ながら、よくもまあこれほど面白い作品に出来るものだなと思いました。それも日常でなく非日常のバトル物として。しかもこの一般人二人が誰よりも活躍するなどと、いったい誰が予想できたでしょうか。

それにしても、樹里が少しうらやましいですね。だってあんなにかっこいいおじいさんがいるんですもの!まあちょっと頑固で人の意見を聞かない所はありますが、ひ孫もいてあの行動力というのはなかなか無いと思います。

そして人の話をちっとも聞かないじいさんが、最たる敵の佐河の話に耳を貸すというのもとても面白いポイントです。あの時じいさんは、本石が壊れたことと樹里をどうにか助けようという気持ちで、ワラにもすがる思いだったのでしょうけど…。

それと、何かと余計な言動が目立つ貴文ですが、何故か憎めないキャラです。佑河家の他の人間が無欲なだけで、実際の人間ってあんなものじゃないかと思いますし…。あと貴文はきっと就く職業を間違えてましたね。あの人は絶対殺し屋とかの方が向いてるのではないでしょうか。

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