2021年アニメ化『ホリミヤ』のネタバレ＆あらすじ！」原作漫画をチェック

2021-03-162021-03-17

漫画『ホリミヤ』を読んでみた感想や見どころを教えます。こんな青春が送りたい！ネタバレを含むあらすじもご紹介しますよ。

『ホリミヤ』は、HEROが原作者、萩原ダイスケが作画者です。スクウェア・エニックスの『月刊Gファンタジー』で連載されています。誰しも他人には見せない一面があるはずだ。堀 京子（ほりきょうこ）は、派手な見た目だけど、両親が共働きで家事に弟の面倒と、実はとっても家庭的な女子高生。そんな彼女のクラスメイトの宮村伊澄（みやむらいずみ）は、学校では暗くてオタクっぽいけれど、普段はピアスを9つも開けている美形男子。偶然出会った二人は、他人には見せない時間の共有者になったのです。2021年にアニメ化と実写化が決定されている青春ラブストーリー！

まだ読んだことがない方は『ホリミヤ』を無料で読める方法やお得に読める方法をチェックしてみてくださいね！堀さんと宮村くんの他にも、魅力あふれるキャラがたくさん登場します。

『ホリミヤ』漫画情報

『ホリミヤ』の無料試し読みはこちら

 

『ホリミヤ』のネタバレ含むあらすじ

高校生の堀は成績優秀で派手な外見から学校内外で人気者でした。しかしその一方で家に帰ると両親が共働きのため、小さい弟の世話と家事に追われる日々で友達と遊びたくても我慢しています。化粧もせず必死に家事をする姿は学校での人気者の姿とは全く違っており、堀にとってその姿は友達にも秘密にしていて、誰にも見せたくない一面でした。

堀のクラスメイトには地味で暗い印象の宮村がいます。堀と友人の由紀はその姿から宮村はオタクではないのかと疑っており、外見が派手な自分とは正反対の印象を持っていました。

ある日堀の弟、創太が鼻血をだして帰ってきます。創太は道で犬に驚いて転んでしまったのです。そこに偶然通りかかった男の人が創太を家まで送ってくれました。創太の怪我に驚いて最初はその男の人に気づかなかった堀でしたが、よく見ると彼はピアスだらけではありますが、綺麗な顔をした美少年でした。

創太はその男の人が気に入り、帰ろうとするのを引き止めて部屋まで案内をします。堀は見ず知らずの人が創太を助けてくれたことに改めてお礼を言うと、彼は堀のことをどうやら知っているようでした。堀が不思議に思っていると、彼は自分は宮村だと名乗ります。そう彼は地味で暗くてオタクっぽい宮村だったのです。

翌日、宮村の姿が学校と普段では違うことに動揺しましたが、何より困っていたのは自分の家でのスッピン姿を見られたことでした。しかし、創太が宮村のことを気に入ってしまい、もう1度家に来てほしいと言っていたので、堀は宮村を誰もいない場所に呼び出し、家に誘います。

一方の宮村も堀のよそよそしい態度に自分が学校の姿と普段の姿が違うことから避けられているのではないかと不安でした。そんな宮村に自分も学校と家とでは違うのでお互い様だと堀は言います。その言葉を嬉しく笑っている宮村の表情は、初めて見る顔であり、堀は少しときめきます。

それから宮村は頻繁に堀の家に遊びに行くようになります。そこからわかったのは宮村はオタクではないこと、実家がケーキ屋なこと、ピアスは中学で安全ピンで穴をあけ今では9個もあることでした。そしてあまり勉強が得意ではないことも判明します。容姿が眼鏡なのでてっきり勉強ができるものだと思っていた堀は驚きましたが、宮村はいつも赤点ギリギリで追試を受けない範囲で頑張っている有様でした。

堀は宮村の予想外の姿に驚きながらも誰も知らない姿を自分だけが知っていることに対し嬉しく思います。そして宮村の綺麗な顔が近づくと意識するようになっていくのでした。

ある日、スーパーのたまごのタイムセールに行きたい堀は朝から気合が入ってしまいましたが委員会の集まりが入り、スーパーに行けなくなります。そこで代わりに宮村に行ってもらうことにしました。

宮村は慌てて走り出します。走って暑くなり、眼鏡や上着を脱ぎ、近道をしようとしたときに偶然堀の友人、由紀と鉢合わせます。宮村は由紀と気づきますが、由紀は宮村が眼鏡を外した格好いい姿だったので宮村だとは気づきません。

由紀に会ったということを宮村から聞いた堀は動揺します。自分だけが知っていた宮村の姿を由紀に知られてしまったのではと心配になりました。宮村の普段の姿を自分以外の人に見せたくなかったのです。

　　　　　　　　　　　まんが王国はポイント購入&使用で最大50％還元でお得！

『ホリミヤ』の見どころ

この作品の見どころは堀と宮村の関係です。互いに学校でいる姿とプライベートの姿は違っておりそこから共感が生まれて仲を深めていきます。特に堀は友達に対しても割り切った関係を続けており、自分の普段の姿や本音を偽ってどこか諦めたかのように生活をしていました。

そんな堀は宮村の素顔を偶然知り、意外な姿や知らなかった性格などを徐々に知っていき、更に宮村のことをもっと知りたいと思うようになります。また他人にはその姿を見せたくないという独占欲もうまれます。それは堀が今まで我慢してきたことが開放されたようで読んでいて嬉しかったですし、堀のことを応援したくなるような内容は読んでいて面白かったです。

また2人の会話も読んでいて面白いです。家族や友人に遠慮がちな堀が宮村にだけははっきりと文句をいう姿は読んでいて楽しいですし、2人の仲の良さが垣間見えました。巻が進んでいくごとに個性的なキャラ、堀の家族なども出番が増えていくので読んでいて飽きない内容になっています。

『ホリミヤ』を実際読んだ感想

ジャンルは少女漫画ですが、甘い内容にはなっておらず終始楽しく読める内容になっているので少女漫画が苦手な人でも楽しく読めると思います。また絵がきれいなので読みやすいです。

高校生という難しい年頃の部分が出ていて、友人には本音を言えずに外見を偽り、家での姿は学校とは違っていて、家族にも中々本音を言えない堀。家でも学校でも優等生としていようとする堀の姿にどこか共感を得る読者も多いのではないでしょうか。

実際私も自分の高校生活を振り返ったとき、ついつい自分を偽って生活をしていたこと、そのことを誰にも知られたくないとは思いつつも、密かに誰かには分かってほしかったことを思い出しほろ苦い想いをしました。高校生活を今まさに送っている人は共感でき、大人になった読者にはどこか懐かしい想いをさせてくれるそんな作品だと思います。

人との付き合いをどこか諦めたような堀が宮村の意外な一面をみて徐々に変わっていく姿は本当に面白く応援したくなります。また巻を進めていくと次々と個性的なキャラクターが出てくるのもこの漫画の魅力的なところの1つです。特に先生たちの関係は読んでいて笑ってしまいます。

青春の甘酸っぱさとプッと笑ってしまう２つの要素をもった楽しい作品になっていてたくさんの人が楽しめる漫画でアニメ化、映画化されることも納得できる作品だと思います。

アニメ『ホリミヤ』を見よう

2021年1月からアニメ『ホリミヤ』は放送。

＼無料体験31日間利用で無料視聴／