『ララの結婚』のネタバレ＆あらすじ！無料で読む方法!2021年から新章スタート！

2021-03-19

BL漫画『ララの結婚』はためこう先生の描く異国の嫁入り奇譚となっています。主人公、ラムダンは双子の妹、ララが好きな男と一緒になるために村から逃げ出すのに手を貸すため、ララのふりをして富豪の男、ウルジに嫁ぎます。入れ替わりから始まる異国の恋物語を描いたヒット作『ララの結婚』ですが、本作はドラマCDにもなっています。ララ役の斉藤壮馬さん、ウルジ役の江口拓也さん、そしてタシ役の伊藤健人さんと、豪華な声優陣がキャストを務める『ララの結婚』ですが、こちらでは無料で読む方法、安く読む方法についても調べて紹介しています。気になる方はぜひ読んでみてください。

『ララの結婚』漫画情報

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『ララの結婚』のネタバレ含むあらすじ

双子の兄妹であるラムダンとララはとてもよく似ており、性別が違うと言えどもなかなか見分けがつきません。そんな二人だからこそ、入れ替わることも容易にできました。ララには好きな人がいましたが、彼女は富豪の男、ウルジとの婚約が決まっていました。ラムダンはララが幸せになれるようにと彼女たちが村を脱出して逃げる時間を稼ごうとララのふりをしてウルジに嫁ぎます。

ラムダンはララが逃げる時間を稼いだ後は適当なところで脱出し、逃げるつもりでいました。しかし、婚儀の初夜に媚薬を盛られたラムダンはウルジに翻弄され、逃げるどころではなくなってしまいます。気を失ったラムダンに、ウルジはララが自分に男を当てがったこと、ラムダンとララの父親は臆病者であるから結婚直前に娘が逃げ出したことを言い出せなかったであろうこと、ラムダンはララと父親のことを見捨てられないだろうとわかっていたことを語ります。ウルジは全てわかった上でラムダンを手に入れようと計画を練っていたのでした。

ラムダンは逃げ出そうと様々な策を練りますが、全てウルジに阻止されてしまいます。さらには自分がララではないとウルジがわかっていたこと、暗にララが監視されていることをほのめかされ、下手に動けないことを悟ります。そんなある日、幼なじみであるタシが尋ねてきました。タシの助けで逃げ出すことに成功したラムダンは村へ帰ったのですが、村に戻ると「ララでもラムダンでもどちらでも良いからウルジの元に戻れ」とすげなく言われてしまいます。さらには父親までもが早く戻れとラムダンに向かって言うのでした。

村を出て、ララの向かった国へ行こうとしたラムダンでしたが、柄の悪い男たちに襲われそうになってしまいます。生きることを諦めかけたラムダンでしたが、そこにウルジが助けに駆けつけました。男たちを追い払ったウルジでしたが、ラムダンはウルジに捕まるまいと暴れ出します。みんなラムダンでなくてもこの顔があればどっちでも良いのだと嘆き、もう自分に構うなと言って刀を振り回すラムダンをウルジは静かに見つめ、ラムダンの名前を呼びます。そして「ラムダンでなければダメだ」「自分は最初からラムダンのことを見ている」と言い、ラムダンを抱きしめました。ラムダンは自分の名前を呼ばれたこと、その時のウルジの嬉しそうな表情にそれ以上動けなくなってしまったのでした。

たくさんのエピソードが盛り込まれ、目の離せない展開の『ララの結婚』ですが、現在は三巻まで発売されており、2021年からは新章がスタートします。気になる展開にますます目が離せなくなっていくと思いました。

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『ララの結婚』の見どころ

「双子の兄妹の入れ替わり」というストーリーが壮大な物語の展開に組み込まれ、とてもハラハラとしながらも一気に読み進めてしまいます。とても読み応えがあり、二〇二一年から始まる新章からも目が離せません。たくさんすれ違い、不器用ながらも自分の気持ちに気づくことのできたラムダンと、幼い頃からラムダンのことが好きで、ずっと彼と結ばれることだけを考えていたウルジとのすれ違いや障害を乗り越え、二人が気持ちを確かめ合う場面はとても感動しましたし、感無量でした。

『ララの結婚』は全巻、全ストーリーを通して読み応えがり、全てが見どころだと言っても過言ではありません。その中でも一番の見どころと言えば、三巻のラストのラムダンとウルジがお互いに思っていることを言い合い、気持ちを確かめ合ったシーンではないでしょうか。気持ちを告白するウルジの目を見た時に心が揺れてしまったラムダンは諦め、ウルジが好きだという自分の気持ちを認めます。その描写がとても美しく、描き方もとても巧みでした。

『ララの結婚』を実際読んだ感想

「異国の嫁入り奇譚」と評されている通り、舞台は日本ではない海外のとある村、そして街です。ためこう先生の美しい絵で表現される建物や自然、そして人物に思わず目を奪われてしまいました。幻想的な、しかしどこか現実的とも思われる絵はとても惹かれるものがあります。異国のお話が好きな方、絵柄にこだわりがある方にも自信を持っておすすめすることのできる作品だと思います。

そしておすすめすることのできるポイントはもちろん絵だけではありません。重厚で壮大なストーリーに圧倒され、引き込まれてしまうことは間違いないと思います。ストーリーの大きな軸はラムダンとウルジの恋模様なのですが、双子の妹ララとウルジの従兄弟であるロサンのストーリーもとても素敵でした。

他にも魅力的なキャラクターはたくさん登場します。ウルジの兄、バドマもそのうちの一人です。遊び人でなかなか家に居つかないバドマですが、弟であるウルジのことを思いやる気持ちは本物であり、それを見ることができるエピソードはいくつもあります。他にも魅力的なキャラクターが『ララの結婚』にはたくさん登場します。ぜひ自分の好きなキャラクターを探してみてください。