試し読み増量『魔法使いの嫁』のネタバレ＆あらすじ！無料で読む方法＆半額で読む方法あります！

2021-03-09

漫画『魔法使いの嫁』を実際に読んでみたネタバレを含むあらすじをお伝えします。感想や主人公の周りで起こる出来事の見どころもご紹介！

『魔法使いの嫁』は、ヤマザキコレが原作者です。マッグガーデンの『月刊コミックブレイド』で連載されています。羽鳥智世（はとりちせ）15歳は、あらゆるものを引き付けとらえることができる「夜の愛し仔（スレイ・ベガ）」であり、人には見えないものが見えたため、家族や親族から疎まれていました。孤独で不幸だったチセは、自ら闇オークションで商品として売られることに同意します。そんな彼女を買ったのは、異形の魔法使いエリアス・エインズワース。彼はチセを弟子として、そしてお嫁さんにするつもりで迎え入れたのでした。2016年にドラマCD化とOVA化、2017年にアニメ化、2019年に舞台化されたファンタジー作品です。

まだ全巻読んだことがない方はぜひ『魔法使いの嫁』を無料で読む方法や安く読む方法を確認してみてくださいね。細やかな美しい世界観に惹き込まれること間違いありません！

『魔法使いの嫁』漫画情報

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『魔法使いの嫁』のネタバレ含むあらすじ

日本で暮らしていた羽鳥智世（チセ）はとあるオークションに自らを出品し、絶滅寸前と呼ばれる“魔法使い”のエリアス・エインズワースに落札されます。

チセは“夜の愛し子”（スレイ・ベガ）と呼ばれる者で、あらゆるものを引き付けてとらえることができる体質でした。更にチセの場合は“夜の愛し子”に稀な“隣人（妖精）”を見ることができる目をもっており、そのことでこれまで孤独にチセは生きてきました。

エリアスはチセを魔法使いの“弟子”として扱うと同時に“お嫁さん”にもすると伝えてきます。最初は戸惑うチセでしたがその真意は後々、一緒に暮らしていく中で徐々に形作られていくことになるのでした。

チセはエリアスの監視役であるサイモン・カラムが持ってきた教会からの依頼３つをエリアスと共に向かうことになります。１つ目は竜（ドラゴン）の活動が活発になっているとのことでアイスランドへ様子を見に行き、２つ目に猫の集う町ウルタールにある澱みの処理。３つ目は教会に住み着いた黒妖犬（ブラック・ドック）が無害か確認する依頼でした。

依頼の中で様々な人々や動物に出会ったチセは様々な経験をすることとなります。１つ目では竜（ドラゴン）の最期を見届け、2つ目では澱みを“隣人”の力を借りてチセが祓い、３つ目の依頼でチセは黒妖犬をルツと名付けて“使い魔”の契約を結びます。

それから竜の巣の管理人・リンデルから、チセが最期を見届けた竜の木で杖を作りにくるよう連絡を受けたチセは再びリンデルの元へ。そこでチセはリンデルからエリアスと暮らしていた過去の話を聞き、杖を作り終えるとすぐさまエリアスの元へ帰るのでした。

その後チセはエリアスを探している途中で出会った “リャナンシー”が寄り添っていたジョエルの最期にお互いを見て話せるよう“妖精の塗り薬”を作ります。“妖精の塗り薬”を作った後、吐血して倒れたチセは妖精の国で医師・シャノンにより一命をとりとめるのでした。

その後は無理をしないようにしながらも“灰ノ目”に振り回されたりステラという友人と出会ったり様々な出来事を過ごすチセ。

ある時、竜が２匹連れ去られたと協力を仰いできた魔術師たちから聞いたチセは共に捜索をすることになります。竜を連れ去った犯人を調べていくにつれて再びカルタフィスの影が…。

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『魔法使いの嫁』の見どころ

チセとエリアスの歩み寄る姿勢がいたるところで描かれており、とても印象的です。エリアスは最初、チセの先生であり親のように見えましたが途中からチセに子供のように接している時もあるほどチセの心へ歩み寄る姿勢を感じ取れます。

またチセ自身も初期は必要とされている人についてまわるような印象でしたが、エリアスと共に暮らして様々な人々、隣人たちと関わってき考えが変わっていきます。2人の心境の変化を感じながら周囲で起こる出来事を解決していく話は興味を惹かれることでしょう。

現在はカルタフィスの話がひと段落し、次の舞台である学院（ガレッジ）編へと作品は進んでいます。様々な家柄や血筋などの人間が集う学院でチセは多くの友人と仲良くなっていきますがここでもいろいろな事件に巻き込まれていくことに…。今後もチセの周りで起きる事件など目が離せません！

『魔法使いの嫁』を実際読んだ感想

エリアスのお嫁さん⁉発言に驚きましたが、師弟関係や親子に見えていたチセとエリアスが、次第に恋人同士に見えてきました。相手の心に寄り添おうとする互いの歩み寄りに“恋人”の姿を見るのかもしれません。

当初チセは自分を顧みずに相手を救うような行動ばかりをとっていましたが、次第に自分が他人を守りたいと思う気持ちが相手にもある事を知ることとなり、その行動にだいぶ気をつかうようになってきた気がします。

また以前は気味悪く思われて独りだったチセですが、今ではたくさんの友人達に囲まれていて“夜の愛し子”と関係なく人を引き寄せているように感じます。

最初のきっかけは“夜の愛し子”関係からかもしれませんがそれ以降、皆チセの元へやってきて悩みを相談したり会話をただしたりと“友人”のように慕っているように見えます。それだけチセが優しい子で誰からも好かれるような子なのだと思いました。

普段何気なく生活している私たちの周りには、気づかないだけで不思議なものに満ち溢れているのかもと思わせてくれたり、人とのつながりを大切に思わせてくれたりと、様々な事に気づかせてくれる作品だと思います。