問題解決能力がすごい！『社内探偵』のネタバレ＆あらすじ！無料で読む方法＆半額で読む方法をご紹介

2021-02-262021-03-04

漫画『社内探偵』を実際に読んでみました！ネタバレを含むあらすじをこっそり教えます。感想、魅力たっぷりなキャラクターの見どころについてもすべてお伝えしますよ！

『社内探偵』は、かたおかみさおが原作者です。DPNブックスの『コミックなにとぞ』で連載されています。松原（まつばら）は、やり場のない感情でモヤモヤしていました。それはケガのため当日欠勤している後輩の飯田美和（いいだ みわ）の存在。休み中にSNSのフォロー申請をしてきて、しかもそこには自家製ローストビーフを作っていて人差し指をケガしたという投稿が…。そして彼女のフォローを松原がするのは当然だという男性陣の態度にモヤモヤは大きくなっていきました。定時まであと10分。休んでいる飯田から今日中にしなければならない仕事のメールが届き、何行にもわたる項目が…それを見た松原は思わず勢いだけで、人事部の久我（くが）ありさのもとを訪ねるのでした。

まだ読んだことがない方はぜひ『社内探偵』を無料で読む方法や安く読む方法をチェックしてください。読むとストーリーにどんどん引き込まれて夢中になれますよ！試し読みもあります！

『社内探偵』漫画情報

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『社内探偵』のネタバレ含むあらすじ

「自家製ローストビーフを作っていたら指切っちゃった」という投稿をSNSにあげた後輩の飯田は、有休を使って会社を休んでいました。飯田が休んだ理由に呆れている松原に、彼女が今日までにやらなければいけない仕事がまわってきます。

松原は仕事を引き受けたのにも関わらず、先輩なら最近休みが多い後輩をしっかり指導するように注意されます。松原は渋々謝罪をし、こっそりため息をつきました。すると同僚から松原の苦労を労う内容のメールが入ってきます。松原はそこで愚痴を吐き、そして仕事にとりかかろうとします。

そんなとき飯田が担当していた仕事に変更点があったみたいで課長が松原に話しかけてきますが、イライラしていた松原は、かぶせ気味に返事をしてしまいます。

松原が「しまった」と思ったのも遅く、課長は松原の返事の仕方が気に食わなかったため松原を怒ります。その際、休んでいる飯田のことを「いーちゃん」と呼び、飯田をかばうような発言をします。

そのことを見ていた同僚は人事に相談すべきだとメールを送ります。松原は人事に相談することではないと返しますが、ここの人事は優秀で社内の不満もちゃんと聞いてくれるとメールで教えてくれました。

課長がまた飯田から連絡がきたといい、今日までにやらなければいけないことがあったので松原にやってほしいと言っているといいます。なぜ飯田から課長に連絡があったのかと尋ねると、課長は松原が怖いからではないかと言います。

続けて俺のことは「お兄ちゃん」みたいで話しやすいと言われたと嬉しそうに話します。そして定時１０分前にも関わらず課長は飯田の仕事を松原に託すのでした。しかし飯田から今日中にやらなければいけない仕事の内容が１０個もあったことにとうとう腹が立った松原は人事部に向かいます。

怒った勢いで来てしまった松原がどうすればいいか困っていると突然後ろから声をかけられます。自分の名前を知っていたことに驚いていると、更に彼女は「飯田美和さんの件ですよね」と話しかけてきます。

まだ何も言っていないのになぜ飯田の件で困っていることを知っているのか驚きますが、彼女は平然としながら松原を談話室に通します。

彼女は久我ありさと名乗り、何でも相談を担当していると言います。松原がなぜ相談したい内容が分かったのかというと、久我はまるで飯田のことを見ていたかのように飯田がこれまで欠勤していたことや理由、そして松原が飯田の分の仕事をカバーしていることを話すのでした。

松原は飯田の現在の状況で自分がどれほど困っているのか久我にいいます。そして課長は飯田に甘く注意すらしていないと言い、人事の方から飯田の欠勤を注意してほしいと頼みます。

久我は相談はこのことかと聞き、その内容なら無理だと言います。飯田は細かく有休を使い、一度たりとも付与日数をこえた欠勤をしたことはないと言います。その点を見れば咎めることができないと言います。

その言葉に松原は納得しながらも落胆し、人事部を出ていきます。松原が帰ったあと久我は飯田のことを調べだすのでした。

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『社内探偵』の見どころ

この作品の見どころは久我が様々な情報を駆使し、１つ１つの相談事を解決していくところです。久我は決して期待をもたせるようなことはしません。確実に手堅く問題を解決していきます。

どこかさっぱりしていて丁寧に悩み事を解決していく姿は、本当に見事で読んでいて面白いです。時には悩み、上司に助言をもらいながらも解決していく久我の姿を見ていると、応援したくなります。

そして、それぞれの相談事は１話で解決というスタイルではなく、その奥にある根深い問題が少しずつ明るみになっていく為、先が気になる展開で面白いです。

現実世界で考えると仕事上の悩みや問題って、１話で解決するような簡単なものはないですよね。いろいろな問題があって解決することも難しい、そんな部分まで表現されているので、今までにない現実味のある作品になっています。

出てくるキャラクターも個性的で、飯田も最初のうちは腹が立つのですが、読み進めていくと彼女も被害者なのではと思うようになっていき、真実が明らかになっていくのが面白いです。

１人１人の個性的なキャラクターもまた、この作品の見どころで、最初のイメージとは印象が変わっていくところも注目してみてください。

『社内探偵』を実際読んだ感想

久我みたいな人が会社にいたら、どんなに助かるかなと思うほど、久我は魅力的な人物でした。１つ１つの悩み事を丁寧に解決してくれる姿は信頼できますし、問題解決した後にさりげないフォローをしてくれるのも本当に素敵です。

そして、久我の魅力はパーフェクトではないというところです。時には自分が出した結論が間違っていたのではと不安に思ったり、頼れる上司に相談したりしているところは、人間味が感じられました。

問題をサクサク解決してくのも面白いとは思いますが、１つ１つの問題を解決しながら、奥にある根深い会社の問題にも向き合っている久我の姿は、頼れるヒーローとまでは言い切れませんが、その挑んでいく姿に共感し応援したくなります。

また、もう１人の重要人物である松原も素敵なキャラクターです。普通は飯田みたいな問題のある後輩を抱えていたら、呆れて相手にしないような態度をとってもおかしくないのですが、松原は飯田が違う部署に変わっても彼女を心配し見守ります。

その姿は先輩の鏡であり、人として見習う点だなと思いました。また嫌なキャラクターもいて、腹が立つこともありますが、１人１人魅力的なキャラクターなので、読めば読むほどハマってしまう面白い作品だなと思いました。