無料試し読み『プロミス・シンデレラ』72巻のネタバレ＆あらすじ！読んだらハマる！高校生とバツイチ女子の恋のゆくえは？

2021-03-08

漫画『プロミス・シンデレラ72巻』を実際に読んだネタバレを含むあらすじや感想、みどころをご紹介しています。『プロミス・シンデレラ』は橘オレコ著者、『裏サンデー女子部』で連載されています。

専業主婦だった早梅に突如襲ってきた数々の災い。旦那の浮気、離婚。行くあてのない早梅の前に現れた性格に難アリの金持ち男子高校生・壱成。この男によって持ちかけられた”ゲーム”によって早梅の人生が大きく変わっていきます。

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『プロミス・シンデレラ』漫画情報

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『プロミス・シンデレラ』72巻のネタバレ含むあらすじ

仕組んだ新人が茶房でうまく働いていると澪から報告を受けた天馬は、案外チョロいものだと嬉しそうに笑います。一方で何をプレゼントしても早梅がなびかず、悩んでいた天馬に手作りなんてどうかとアドバイスをする澪。そんな恥ずかしいことは絶対に出来ないと真っ赤になる天馬は、手作りは自分には向いていないと否定的でした。

仕事が終わって帰宅しようとした早梅は天馬と遭遇します。いつもと違った様子が気になり、半分冗談のつもりでドライブに誘うものの早梅は珍しく自ら車に乗り込みます。夜の海を眺めながら元気のない早梅に、フラれたのか？と尋ねる天馬。

年相応の気の合いそうな女の子がいるようだと言う早梅に、天馬は密かに笑みが溢れます。実は年齢を一番気にしているのは自分なのではないかと天馬に図星をつかれた早梅はギクリとしました。

黙りこむ早梅の心情を察しお腹でも減っただろうと車から出してきたボックスの中身は、少し形の崩れたケーキ。真っ赤になりながら天馬は専属のシェフが作ったと目をそらします。

じっと見つめてくる早梅に天馬は諦めたように自分が少しばかり手を加えたことを明かしました。本当に変な人だと、どこか嬉しそうに笑う早梅に天馬は、”自分にしないか”と抱き締めます。

その背後には早梅の名前を呼ぶ壱成が立っていたのです。

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『プロミス・シンデレラ』全巻のネタバレを含むあらすじ

結婚して一年、夫である正弘の不倫によって家を出た早梅を拾ったのは高校生・壱成でした。サイコロを振って定められた指令を実行すれば抱えた借金を返済できるという、いわばリアル人生ゲームによって早梅と壱成の関係が始まります。

しばらくして壱成の祖母・悦子によって仲居という職に就くことができた早梅は、その旅館で10年前に出会っていた壱成の兄・成吾と再会を果たします。当主である成吾の昔抱いていた早梅への想いが再び膨らむなか、早梅は壱成に特別な感情を抱き始めていました。

そんな中突如現れた菊乃という芸者によって全てが狂い始めます。菊乃は成吾のために自分の全てを捧げ、彼を取り巻く人間を排除してきました。早梅もまたそのターゲットとなり、骨折という大怪我を負うことになります。

次第に菊乃の行動はエスカレートし、早梅を守るべく片岡家に戻ってきた成吾。しかしそこに家政婦として乗り込んできた菊乃によって壱成が姿を消します。無傷で見つかった壱成に、早梅は”ずっと一緒にいてほしい”とまだ確かではない想いを告げたのです。

菊乃の過去とこれまでの行いが明らかとなり、彼女は誰も知らない土地へと移り住むことになりました。旅館に平穏が訪れた矢先、超一流ホテルの社長令息・天馬が成吾を訪ねてきます。プライドが高く成吾の優位に立とうとする天馬は早梅に目を付けました。

迎えた特別な日──────。
早梅の誕生日にクルージングとネックレスのプレゼントを用意していた壱成に、早梅は涙を流して喜びます。ところがあの手この手で早梅を落とそうとする天馬は、他の女性にない彼女の性格に次第に惹かれていったのです。

一方で壱成も色んな葛藤の末、確かなものはなくても早梅の気持ちに気付き始めていました。しかし壱成が未成年であること、そして自分が10歳も年上であるにも関わらず惹かれていることが受け止めきれない早梅。

デートの途中、新人アルバイトの女の子から呼び出しがかかった壱成に、早梅はその子の元へ向かうよう仕向けます。悩みながら街を歩く早梅を見付けた天馬は、車に乗せて海へ向かうのでした。

『プロミス・シンデレラ』を実際読んだ感想

この漫画はラブコメでもありますがサスペンスでもある、かなり綿密にストーリーが作られたものだと思っています。ラブラブチュッチュッしたシーンがあるわけではないですが、それこそジワジワと慎重に時を重ねていくところがリアリティーを感じていて飲み込まれます。

第一段階目の菊乃との一件はサスペンスホラーに近いものがありました。まさか彼女が早梅の離婚にまで関わっていたとは誰が気づいたでしょう。かなりサイコパスを感じましたが、それもちゃんと納得のできる終わりを迎えさらに言えば壱成と早梅の距離が縮まったとも言えます。

第一・五段階目に成吾ですね。彼と早梅の10年前の出会いからの再会は壱成を焦らせるものでした。個人的にも早梅が惹かれてもおかしくない相手だったとは思いますが、ここは壱成が勝ってくれて安堵したことを思い出します。

第二段階目の天馬も、最初こそ難ありな男でしたが次第に実は素直になれない純粋な人間だとわかってきて情が湧きます。しかも早梅のような真っ直ぐで正義感の強い女性に逆に落とされてしまうという可哀想な人。

ここまできてようやく、壱成と早梅の関係が進みそうです。”なぜ？”ではなく、確かなもので目が離せない作品です！

『プロミス・シンデレラ』の次回巻への予想と期待

天馬、早梅にかなり本気であることは間違いありません。初めこそ成吾の優位に立ちたいだけの幹事から始まりましたが、ちゃっかり落とされちゃうことになるとは…。可愛いとさえ思ってしまいます。

しかーーーし！！！天馬には悪いけれど、これはもう早梅と壱成がくっつく、ようやくくっつく5秒前ではないかと確信しています。

もう本当に長かった…。そして待ちに待っていました。年の差や未成年であることが引っ掛かって前に進めない、むしろ諦めようとした早梅ですが壱成が早梅から気持ちが離れるようなことは一度もありませんでした。

高校生ながら本気で惚れていることは一目瞭然。早梅にはそんな壁を超えていける肝が彼にあることをわかって欲しい限りです。