藤間麗『王の獣～掩蔽のアルカナ～』最新刊Cheese!28巻のネタバレ＆あらすじ！アルカナが目覚めた藍月は天耀と想いが通じ合い…

2021-04-262021-05-07

漫画『王の獣～掩蔽のアルカナ～』を実際に読んだネタバレを含むあらすじや感想、みどころをご紹介しています。

『王の獣～掩蔽のアルカナ～』は藤間麗著者、『Cheese!』で連載されています。双子の弟・蘇月を殺した犯人を探し出すため男として王宮に乗り込んだ藍月。アルカナを持たない従獣として天耀の下に就いたものの次第に惹かれ合っていきます。一方で蘇月が生きているかもしれない！？そしてアルカナが目覚めた藍月─────。遂に藍月と想いが通じ合った天耀は色々抑えが効かなくなっていて！？

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『王の獣～掩蔽のアルカナ～』漫画情報

『王の獣～掩蔽のアルカナ～』Cheese28巻を読む

 

『王の獣～掩蔽のアルカナ～』のCheese!28巻ネタバレ含むあらすじ

天耀と想いが通じ合った一方で、蘇月の失踪に少なからず関わっていた墨は裁きを受けることとなりました。その事態を聞き付けた璃琳がムチで打たれる墨を心苦しそうに物陰から見つめます。

それでも自分を庇う墨に居ても立ってもいられなくなった璃琳は、咎められるべきは自分だと名乗りを上げたのです。これまで天耀の従獣に嫌がらせをしてきたのは天耀のことが好きだからと江凱によって明かされた璃琳は涙ながらに謝罪しました。

その償いとして蘇月奪還に協力することになった璃琳には、恐らく投獄されているであろう後宮への潜入を命じたのです。今後の方向性が見えたなか、天耀は藍月との距離感が気になって仕方がありません。

いわゆる恋仲なはず…なのにこれまでと変わらない距離感なのに藍月は従獣としては相応しいと返します。ところが藍月もまた、自分が女であることを明かすべきだと様子を伺っていたのです。

しばらくして天耀に打ち明けた藍月は、逆にしっくりきたと言わんばかりの天耀の様子に驚かされることとなりました。もう”かわいい”と言っても怒られないと微笑むと、天耀は優しく口づけをし藍月を押し倒したのです。

おさらいしよう！『王の獣～掩蔽のアルカナ～』キャラクター紹介

藍月(らんげつ)

弟・蘇月の敵を討つために女であることを隠し、第四皇子・天耀の従獣となりました。めっちゃ強い。天耀様に向ける表情に女性らしさが見え隠れするところが絶妙。弟を殺したのは天耀だと誤解していた藍月でしたが、その穏やかさと包み込むような優しさに次第に惹かれるように。

蘇月(そげつ)

藍月の双子の弟。幼い頃にアルカナを持つ者として藍月と引き離され、第四皇子・天耀の初めての従獣になるも何者かに殺害されてしまいます。と思っていた矢先、最近生存しているとの情報。なぜならこの双子が持つアルカナが”不死”だとわかったからなのです。まだまだ謎多き人物。

天耀(てんよう)

第四皇子。藍月ら亜人と人間が平等に暮らせる世の中を目指している心優しい人。めっちゃカッコいいのに、藍月を好きになってしまった自分に戸惑っている仕草や表情が幼くて超絶かわいい。藍月が女性だとまだ知らないけれど知ったらオオカミにもなれる要素、十分にアリ。

太博(たいはく)

天耀様の従者で頭のキレる男。唯一藍月が女であることに気付いたよき理解者なのです。みんなが知らない間に藍月に想いを寄せ、知らない間に失恋しているとても可哀想な人物。でもこれからもきっと藍月の助けになってくれる頼れる人。

江凱(こうがい)

第三皇子。藍月が女であることに気付き、薬を使って真実を明らかにした傲慢な人間だけれど信頼はできる。どこかで天耀から藍月を奪えないかと常に狙っている隙のないところもまたイイ。

墨(ぼく)

第三皇子・江凱の従獣。触れたところを壊死させることができるアルカナを持つ。璃琳に惹かれていて命令に背くことができない。クールガイ。

旺眞(おうしん)

第一皇子。身体が弱くて無気力。物腰は柔らかいもののいつも諦めたように微笑んでいて何を考えているか不明だったがとある一件から気力を取り戻し、藍月に心を開く。

逞牙(ていが)

第一皇子・旺眞の従獣。無気力な旺眞の側で仕えていたことで虚しさを感じていたが、藍月と出会って旺眞とともに藍月に懐いている。色黒のガテン系。

麗雲(れいうん)

第二皇子。継承権争いに興味はないが、面白いことには目がない。お色気ムンムン。

謡尾(ようび)

第二皇子・麗雲の従獣。笛を吹いて不愉快な音で敵を倒すアルカナを持つ。ウェーブの髪の毛が特徴で、従獣には珍しく麗雲にタメ口で接しています。

璃琳(りりん)

彼らの妹で天耀様のことが好き。なので従獣である藍月にも嫌がらせをし、恐らく墨を通して蘇月に何かをしていたっぽい。めっちゃ我が儘。

『王の獣～掩蔽のアルカナ～』Cheese!28巻実際読んだ感想

キマシタ…キマシタ！キマシタ！！

ついにこの時が…！！

前回のお話では、天耀様が藍月に愛の告白をして藍月もその気持ちに応えたい一心で二人の想いは通じ合いました。アルカナの覚醒に続き、蘇月が生きている、そして天耀様との恋の行方…。

とまぁこの物語の中ではなんとも忙しいのなんのと大変なのです。そして私、二人が両想いになったからと言って藍月が女であることを隠している以上、すぐにどうのということはないだろうと胸を張ってお伝えしておりました。

しかぁーし！！まさかのカミングアウト！！めっちゃ早かった…。しかも天耀様驚かなぁ～い。むしろこれまでの藍月の半生を思って涙を流す始末でした。

と、これだけアッサリ女であることを打ち明けた藍月でしたが、これまた”女とわかれば抑えが効かないのでは？”という前回の私の予想…。ピタリ賞ではありませんか。

“これでもうかわいいと言っても怒らない”と優しく微笑む天耀様からの突然のキスに藍月も女の顔を隠すことができません。天耀様もまた、その表情や仕草に抑えていたものが解き放たれたかのように藍月を押し倒したのです！

イケイケーー！と盛り上がった矢先それまでだったんですが、藤間先生は予想を遥かに越えてくる人だなと言葉を失います。面白い展開なんて当に過ぎたと思っていたのにまだ盛り上がっちゃうんですね。

有り難き幸せ。

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