無料試し読み『ちっぱい彼女と美人彼氏』のネタバレ&あらすじ!無料で読む方法あります!半額で読む方法もチェック
今回は、漫画『ちっぱい彼女と美人彼氏』を実際に読んでみたネタバレを含むあらすじや感想、みどころを紹介していきます。
漫画『ちっぱい彼女と美人彼氏』は、necoが原作者で、『黒ひめコミック』で連載中です。主人公の伊織は胸が小さい事を気にしていました。同じ職場に勤めているパシェシエの奏太に好意を抱いています。憧れの存在の奏太に好きな人がいると分かりショックを受けていた伊織でしたが、その好きな人とは伊織の事でした。
そこからどんどんお互い深い関係へと発展していきます。リアルなセックスシーンがドキドキさせられます。絵も綺麗なので、おすすめです。
『ちっぱい彼女と美人彼氏』を無料で読む方法や安く読む方法がありますのでこの機会にぜひ読んでみて下さい。
『ちっぱい彼女と美人彼氏』漫画情報
『ちっぱい彼女と美人彼氏』無料試し読み
漫画タイトル |
ちっぱい彼女と美人彼氏 |
作者名 |
neco |
掲載雑誌 |
黒ひめコミック |
連載終了の全巻数 |
|
連載中の既刊巻 |
全4巻/全23巻 |
『ちっぱい彼女と美人彼氏』のネタバレ含むあらすじ
男の子っぽくて胸が小さいことがコンプレックスな25歳の伊織は、バリスタを夢見てカフェでアルバイトをしています。密かに心を寄せているのがパティシエの奏太26歳。彼の作るスイーツはどれも可愛くて美味しくて、そして彼自身もすごく美しいのです。細くて長い指、女性に間違われるほどの美貌。奏太に思いを寄せる客も数知れず、ふわふわの髪に可愛いアクセサリー、スカートもふわふわして高いパンプスにどれを取っても自分には不相応だと伊織は劣等感を抱き続けていました。
閉店後の店で伊織はラテアートの練習をしています。もっともっと勉強しなければとテーブルにもたれかかると、奏太がスイーツを差し出しました。バリスタのライセンス試験に落ちた伊織を慰めるため、頭をポンポンと叩くと食べたら早めに帰れよと優しく告げます。
道中、携帯を店に忘れてきたことに気づいた伊織は急いで戻ります。店の奥で誰かの話し声がして覗き込むと、アルバイトの女の子と奏太が揉めていました。
「…好きな奴がいるから」
そう言われて振られた女の子は店を飛び出して行きます。奏太に好きな人がいるとわかった伊織はショックを受け、見つからないように店を出ようとしますがつまづいてあっさりと奏太に見つかってしまいます。
手当てされながらどこから聞いていたのかと尋ねる奏太に、好きな人がいるというところと悲しげに答える伊織。すると奏太が突然伊織を包み込み俺が好きなのはお前だと、本当はバリスタのライセンス試験に合格してから伝えるつもりだったのだと言います。お前はどうかと顔を覗き込む奏太に、自分だって好きだったと返す伊織。奏太って呼んでとおねだりしながら、ゆっくりとキスをします。
あの奏太とキスをしているこの状況がまだ信じられず思考がグルグルと巡る伊織は、唇の柔らかさや口の中で動く舌が気持ちよくて仕方ありません。いきなり服をまくり上げられ必死の抵抗。こんな小さなおっぱいなんて見せられないと奏太の手を抑えますがそれも敵わず、可愛らしい小さな胸が露になりました。
「すげー可愛い」
そう言って奏太は包み込みながら吸いつきます。舐めたり舌で転がしたり、伊織は自分から変な声が漏れて恥ずかしくなります。奏太もまた自分も結構ヤバいと呟くと、大きく反り返った自身を剥き出しにしました。初めて見るその未知の物体に、伊織は叫び声を上げると気絶してしまったのです。
気がつくと知らない部屋でした。
「起きた?」
ドア越しに立つ奏太を見てここが奏太の自宅だと悟る伊織。なにやら色々覚えていないこともなく動揺しながらその場から逃げようとします。両想いなんだから一緒にいればいいと当然のように言う奏太に、なぜ自分なのか、もっと女の子らしい子なんて他にもいくらでもいると怖じ気づきます。奏太はポツリポツリと話し始めました。自分は小さいころから女の子に間違われ、パティシエになりたくて練習していたお菓子作りも女みたいだと馬鹿にされてきたと言う。それから露出させた服やキツイ香水の匂い、そしてゴテゴテのネイルアートに身をまとった女性が苦手になったのです。だからと言ってなぜ自分なんてと返す伊織ですが、それは伊織が初めて出勤した日のこと。
柔らかそうなショートヘアに大きな瞳、短パンから伸びるしなやかな肢体…それら全てに奏太は一目惚れしたのです。そんな前から自分のことを好きでいてくれたことに伊織は高鳴る胸を抑えることができません。
奏太は昨日の続きがしたいと耳元で囁きますが、伊織はおっぱいだけはダメだとうつ伏せに倒れ込みます。ムッとした奏太にいきなりズボンと下着を一気にずり下ろされ、伊織は慌てふためきますがそれならおっぱい触るけどいいの?と迫られ思わず胸を隠します。もう降参しろと言わんばかりに熱いキスが降り注ぎ、奏太は敏感なところを擦るように優しく撫で回しました。自分の身体が熱くなるのを感じながら、これまで聞いたことのない自分から漏れる声に恥ずかしくなる伊織。
「濡れてきた」
そう言われて思わず伊織は奏太にしがみつきます。その仕草が可愛くて奏太は指の動きを速めました。何かが押し寄せてくる感覚。与えられるその快感に、伊織は初めて達しました。その瞬間に奏太は伊織が初めてなのだと気が付きます。余韻に浸るなかお腹に当たる硬いもの。
「触ってみる?」
怖いようで好奇心もあって、戸惑いながらも伊織はそっと触れてみます。奏太から漏れる小さな喘ぎ声に感じたことのない興奮を覚えた伊織はさらに手の動きを速めます。
「すげー気持ちい…」
荒くなる息づかいのすえ、奏太は身体をビクつかせて達しました。
翌日、カフェの仕事を終えようとしていた伊織に、これからデートしようと誘う奏太。初めてのデートに浮かれる伊織でしたが、街行く女性はみな奏太を振り返ります。そんな中伊織を見た一人の女性の口から男かと思ったという言葉が漏れました。それから伊織は、奏太と食事をしていても、頭の中が劣等感で溢れて仕方ありません。
とうとう帰り際、振り返った奏太は大粒の涙を溢す伊織に驚きます。
「ちょっと無理かも…」
そう言い残し、伊織は走り去ってしまいました。
翌日伊織は体調不良と言ってしばらく店を休みます。
一方奏太は一体自分が何をしてしまったのか、先日自身を触らせたから怒ったのかと悶々と悩まされることとなりました。
布団に潜り込んで引きこもる伊織は、自分にもっと大きなおっぱいがあれば普通にエッチができたかもしれないとマイナスな思考が止まりません。するとインターホンが鳴ります。誰にも会う気分ではないと伊織が無視すると相手はインターホンを必要以上に鳴らしつづけます。押しに負けた伊織がインターホンに応えるとモニターには奏太が映っていました。
「ちゃんと話してくれないとわからない」
伊織は泣きながら昔付き合っていた彼氏に、お前の胸が小さすぎて勃たないと言われたことを打ち明けます。奏太はそんな人ではないとわかってはいてもやはり怖いのです。わかったからドアを開けてと訴えますが伊織は嫌だの一点張り。プチンときた奏太は自分は小さなおっぱいが好きだと言ってるだろ!と声を荒げます。それでも開けない伊織。奏太はいい加減、信じてくれないならもう知らないと言い残しモニターから姿を消しました。伊織はその場に崩れ落ち、嫌われてしまったと大泣き。
そこへ幼なじみの大和が訪ねてきます。伊織の母親から肉じゃがを預かってきたと言い部屋に上がるなり伊織の異変に気が付きました。言いにくそうに、恥ずかしそうに、もし好きな人がペッタンコなおっぱいなら大和はどうするかと尋ねます。自分は気にしないと答えながら、もしかして彼氏ができたのかと聞き返す大和に伊織は頷きます。驚きを隠せないまま、もし相手が超絶毛深かったらお前は嫌いになるのか?と尋ねる大和。伊織が思い切り首を横に振った瞬間に気付き、同時に大和はそういうことだと諭すのです。
伊織の部屋を後にしようと玄関の扉を開けたとき奏太が立ちはだかります。伊織を抱き寄せ自分のものだと牽制する奏太のその美貌に言葉を失う大和。奏太は伊織を大和から引き離すように玄関を閉めました。残された大和は伊織の笑顔を思い浮かべながら、自分も小さい胸が好きなんだけどと呟きます。
奏太は幼なじみであっても男を家にあげるなと声を荒げました。それと同時に伊織の抱えるコンプレックスの重さを理解してあげられなかったことを謝ります。伊織がそこまで嫌ならセックスさえも我慢すると言う奏太に、泣きながら服を捲り上げて小さなおっぱいを露にする伊織。我慢すると言ったそばからそれは酷いと嘆く奏太ですが、伊織は奏太になら触れて欲しいのだと頬を赤らめます。
自分の大きな手の中で伊織のおっぱいは小さいだけに感度がいいと意地悪く微笑む奏太。胸ばかり攻められ敏感なところはすでにとろとろです。一本ずつ挿れるから痛かったら言えよと告げられたものの、早速その一本が激痛で伊織は身体を反ります。少ししたら慣れてくるからという奏太の言葉通り二本目をすんなりと受け入れ、しばらくして奏太自身も受け入れた伊織。女の子でよかったと初めて思えた瞬間でした。
数日後の伊織はカフェでひとり、難しそうな表情で携帯の画面を見つめていました。どうやらあれ以来何度かセックスをしたものの未だに痛くて気持ちよさがわからないのです。このままでは面倒くさがられてしまうと恐れる伊織は、とあるコメントを見つけます。それは”お酒でも飲めば少しは緊張が和らいで気持ちよくなるかもしれない”というものでした。
インターホンがなって玄関の扉を開けると、伊織のリュックからなにやら一升瓶が飛び出しています。奏太は不思議に思いながらも尋ねることはせず普段通りのペースで過ごしてからシャワーに入ります。伊織は今がチャンスだとお酒に手を出しました。風呂から出てきた奏太は眠る伊織に風邪を引くからと起こしますが、目覚めた伊織はすでに出来上がっています。
「酒くさっっ」
酔った伊織は自らキスをし、舌を絡め、さらには可愛いと言いながら奏太の乳首を舐め回します。自分のも舐めてほしいと言う素直な伊織が可愛くて仕方ない奏太ですが、気持ちいいかと確認すると伊織は気持ち悪いと一言、そのままリバースするのでした。
目覚めた伊織は酔いがさめ、そばには奏太が付き添ってくれていました。体調を気遣いながらもなぜ酒を飲んだのかと尋ねる奏太。伊織は正直に打ち明けます。すると奏太から、俺にどうされるのが一番好きかと問われた伊織は真っ赤になりながら戸惑います。
「恥ずかしがらないで」
そう囁かれ、キスをしているときが一番気持ちがいいと答える伊織。奏太は微笑み、ゆっくりと優しくキスをします。唇を甘噛みしたり、ぺろりと舐めたり、舌を吸ったり。その食べられてしまいそうなキスに、伊織は気持ちよくなり腰が疼きます。今度はこっちもキスをしてやると大きく脚を広げられた伊織の抵抗も虚しく、奏太はしゃぶりつきます。奏太の長い指と熱い舌に攻められ、伊織は達しました。挿れてみてもいいか?と尋ねられた伊織はやはり肩を強ばらせますが、察した伊織は再びキスの嵐で気を逸らします。キスに集中させられた伊織はゆっくりと奏太を受け入れました。挿ったことに驚く伊織にこれまで力が入りすぎていたんだなと微笑む奏太。
「だって…奏太くんのことが好きだから緊張しちゃうんだもんっ…」
そう返す伊織の可愛さに奏太は我慢の糸が切れたように下から突き上げます。これからも伊織の初めては全部ほしいと囁きながら、二人は一晩中抱き合いました。
数日後、大和のマンションを訪れた伊織。何しにきたのかと問うもこれまでだって遊びにきてたじゃんとなんてことないように答えます。彼氏ができたなら話は別だと真剣な大和は、自分だって男だと伊織を押し倒しました。突然彼氏ができて、女らしくなって、自分が一番近くにいたはずなのにと絞るような声に伊織は恐怖を抱き家を飛び出します。
足取りが重く、気が付けば奏太のマンションまで来ていました。自然と身体を重ね合う二人。伊織は奏太が感じてくれていることが嬉しくなりキスを求めます。激しい動きに合わせて互いに舌を絡ませ同時に達しました。
翌朝、朝食を頬張る伊織に突然、一緒に住まないかと合鍵を渡す奏太。伊織は驚きと嬉しさと同時に大和の顔が浮かびすぐに返事をすることができないでいました。
翌日、やはり大和と話さなければと職場を訪ねる伊織でしたが、これからも友達でいたいと告げるもそんなできた人間性ではないと大和はその場を後にします。
その夜、思い通りにならないからと拗ねた自分が恥ずかしくなった大和は家を飛び出しました。ところが玄関のドアを開けたところに伊織がしゃがみこんでいて、二人は静かな場所へと移動し大和はポツリポツリと話し始めます。この先伊織の一番近くにいるのは自分だと思っていたこと、この現実を今すぐに受け入れるのは難しいけれど自分の人生から伊織がいなくなることのほうが嫌だと言う大和に伊織は涙します。
「これからも友達でいてくれるか?」
差し出された手を、伊織は強く握り返しました。
奏太に渡された合鍵を見つめて頬を赤く染めながら、伊織は通りかかったランジェリーショップが目に止まります。これまでは小さな胸がコンプレックスでスポーツブラしか着けてこなかったけれど、もし可愛い下着を着ければ奏太も喜んでくれるかもしれないと考えました。店員さんの親切な対応で背伸びしすぎずに可愛い下着を買った伊織は奏太のマンションへと向かいます。もらった鍵で本当に開いたと感動しながら部屋を覗くと奏太はソファーで眠っていました。鼻筋が通っていて唇も薄く、本当に綺麗な顔をしていると見とれていると奏太が目を覚まします。
食事を終えて風呂から上がると、少し甘えた声で伊織の名前を呼ぶのが”エッチしたい”の合図。キスをしながら奏太の舌がゆっくりと降りてきたとき、ふと伊織は奏太がいかにも女性らしくゴテゴテした装飾を嫌っていたのを思い出します。怖くなって生理がきたと誤魔化すものの、したくないならそう言ってくれればいいと奏太は身を引きます。伊織は自ら服のボタンを外し、こんなの似合ってないよねと真っ赤な顔で下着を見せます。奏太は驚くものの自分のために選んでくれたと知って喜びを伝えるように下着を付けたまま愛撫を始めました。下着の上からだともどかしい気持ちを抱きつつも、奏太の指の動きに素直に感じる伊織。今日の伊織が可愛すぎると、奏太は大きなそれで伊織の中をかき回します。下着なんて興味はなかったものの、伊織がするから可愛く見えるのだと額にキスをしてくれました。
店内が異常なまでに女性客で賑わいを見せています。それもそのはず、まもなく奏太の誕生日。
プレゼントをどうすればいいのか悩む伊織はハッとします。奏太が胸を揉みながら自分の話をまったく聞いてくれていないからお仕置きだと敏感なところに舌を挿入してきたのです。これまでに感じたことのない刺激にイキそうになりますが、いいところで奏太が舌を抜きます。今にも奏太のものが挿入されようとしたところで入り口の手前で擦られ続け、伊織ははやくとおねだり。ちゃんと言わないとわからないと意地悪され、伊織は「奏太くんので中をいっぱいにしてほしい」と恥じらいながらも答えます。その瞬間、一気に突き上げられ達してしまった伊織にこれではお仕置きにならないと腰を激しく動かします。イッたばかりの伊織は再びその波に抗うことができませんでした。
後日奏太には内緒でプレゼントを買いにきた伊織は紙袋を片手に奏太の喜ぶ顔を想像します。するととあるお店から大親友のまりっぺが出てきました。声をかけようとした伊織は停止。隣には奏太がいたからです。普通に声をかければいいものをそのまま二人の後をつけた伊織は、まりっぺのマンションに入っていくのを見てしまいます。
夜の11時、奏太が帰宅。新しいメニューを考えていたと言う奏太に伊織は声を荒げます。まりっぺと二人でいたところを目撃してしまったことを涙ながらに告げる伊織に、奏太はため息をつきながら大きな箱を手渡します。それは一日早い伊織のバースデーケーキでした。
突然まりっぺが店を訪れ、伊織をよろしくと言いにきたのだと言います。高校時代からの親友と知り伊織の好みを相談していたのでした。お前以外に興味なんてないと抱きしめてくれる奏太。何事もなかったことに安心した伊織は美味しそうにケーキを頬張ります。その姿に奏太は、昼間にまりっぺと話したことを思い出していました。
「絶対に幸せにしてください」
その言葉に奏太は面倒臭い流れだと感じ席を立とうとして停止します。まりっぺは伊織のことを恋愛対象として見ているとカミングアウトしたからです。高校のときからどれほど気持ちを抑えてきたか…。だから悲しませたら絶対に許さないと大粒の涙を流し奏太に託しました。
そうして迎えた奏太の誕生日、伊織は一生懸命選んだプレゼントを渡します。それはお菓子作りや料理をするのに邪魔にならないようにとシンプルなネックレス。大切にすると奏太は照れ笑いをしながら喜んでいます。しかし一瞬でも奏太の浮気を疑った伊織。根に持つ奏太が拗ねてみせると、伊織はついつい何でも言うことを聞くからと許しを乞います。そうして嫌がる伊織を奏太は風呂場へと連れていくのです。
背中を流しながら、綺麗な顔立ちをしていながら実は逞しい背中とゴツゴツした指を思い出し赤面する伊織。すると奏太が交代。伊織の全身にボディソープを塗り、大きくて長い指をスルスルと滑らせます。
「あれ?乳首勃ってない?」
意地悪く微笑む奏太に、変な触りかたするからと伊織は顔を赤らめました。敏感なところで奏太の指が動めき、伊織もまた奏太のものを擦ります。お互いにいいところで手を止めてゴムがない風呂場では伊織の太股に挟んで激しく動かす奏太。
「あー…なんかめっちゃ出た…」
伊織を抱きあげ、二人はベッドで眠れない夜を過ごしました。
翌日とある女性が奏太を”奏ちゃん”と呼びながら店に来店。どうやら店長の娘らしくパリでカフェを経営しているらしい。どんな関係か気になる伊織ですが奏太に聞けず、毎年恒例の社員旅行が決行されようとしています。
そんななかアルバイトの亮太と買い出しに出た伊織。休憩しようと入ったお店で亮太は突然付き合ってほしいと告白します。奏太との交際を未だ店のメンバーに打ち明けていない伊織は以前からまだ黙っていてほしいと奏太に伝えていました。それもあって彼氏がいると言えない伊織は曖昧なまま店を後にします。
社員旅行前日、伊織はまりっぺに付き合ってもらって旅行に着ていく洋服と水着を選びにきました。今一つ踏み出せない伊織に、まりっぺは自信を持ってと背中を押します。
当日、空港で集合していたメンバーは伊織を見て驚きます。いつもはTシャツに短パンでラフな格好しか知らないみんなは、女の子らしい可愛いさにどよめいていました。奏太と目が合った伊織はどう思われているか心配で目を逸らしてしまいます。
沖縄に到着した一行は早速海へ。ここでも伊織のビキニ姿に男性陣は”アリ”だと呟きます。そこへ亮太が、自分は告白済みだから手を出さないでと宣言してしまい奏太は限界突破。伊織を夕食の買い出しに連れ出しました。そこで刺青のはいった外国人男性らが伊織を見るなり”こねこちゃん”とニヤついています。気付いた奏太が牽制し事なきを得ますが、ホテルに到着するなり半ば強引に愛撫を始める奏太。余裕のない奏太に、らしくないと伊織は疑問を抱くのでした。
その夜、バーベキューを楽しむなか亮太が伊織の隣をキープしているのを見た奏太は席を外します。ところが夜道で突然背後から口を塞がれ連れ去られてしまった奏太。
しばらくしても戻らない奏太を心配して伊織は付近を捜し回ります。落ちていた片方だけのサンダルに息をのむ伊織。茂みの奥に見つけた小屋から奏太の姿を見つけましたが助けを呼ぼうにも場所がうまく伝えられず、伊織はひとりで立ち向かいます。
一方奏太を連れ去ったのは昼間の外国人男性らでした。伊織を狙っていると思っていたのにまさか自分かよ!と心の中でツッコみを入れるものの男たちがコンドームを取り出した瞬間ゾッとします。ヤバいと思った直後小屋の扉が開かれ、伊織がひとり乗り込みます。昼間買っておいた刀に見せかけた傘が役に立ち男たちは逃げていきました。
下手したらお前だって!と言いかけて伊織の目からポロポロと溢れる涙を見て強く抱き締めます。久しぶりに味わう伊織の感触と同時に、亮太への嫉妬心が沸きだす奏太は半ば無理矢理伊織を抱き始めました。まさかのあの男たちが持っていたゴムを使う奏太。
ハッと我に返ったとき、伊織は泣き崩れ、その周りにはいくつもの使い捨てられたゴムが散らばっていました。こんな酷いことをするつもりではなかったと抱き締めるものの、伊織は怯えていました。
旅行からの帰宅道中、気まずい空気のなか奏太はもう店のメンバーに交際していることを公表すると言い出します。自信のない伊織はそればまだ待ってほしいと返すも、奏太は自分と付き合っていることが恥ずかしいのかと勘違い。さらに最近の女の子らしい服装もまったく似合っていないと、思ってもないことを口にします。真っ赤になっている伊織に奏太は誤解を解こうと慌てますが、泣きながらその場から走り去ってしまいました。
片想いだったころは目が合うだけでドキドキして楽しかったと涙する伊織は夜の街をフラフラと歩いています。そんな伊織を偶然亮太が見つけたのです。
一方奏太は伊織を捜し回っていました。酔っぱらいに女みたいな男と言われて、付き合ってからの伊織は自分のためにどれだけ頑張ってくれていたのだろうと思い起こします。
しばらくして鳴る携帯に奏太が勢いよく出ると相手はまりっぺでした。元気のない伊織が泊めてほしいと訪ねてきたものの事情は話さず泣き疲れて眠ってしまったと言います。今回ばかりは伊織を頼むとまりっぺに託す奏太。
その頃亮太は、煙草を吹かしながらガラの悪い連中と乱交を眺めていました。いかにも害のなさそうなふりをして女性を落とし、このような店に売り飛ばすような人間だったのです。本当は伊織もその一人でしたが、亮太のなかでいつの間にか伊織に対する想いが変わっていったのです。
翌日奏太は休みで、伊織は顔を合わせづらいからとどこかホッとしていました。
そんなとき、アルバイトの美紗子と客が揉め始めます。美紗子はお尻を触られたと怯え、客は完全に美紗子に狙いを定めているようでした。助けに入った伊織を男女と罵倒し殴りかかろうとしたところに奏太が助けに入ります。
自分の中では伊織は誰よりも可愛い女の子だと宣言し、客を追い払います。振り返った奏太は長かった紙をバッサりと切っていて伊織や店のメンバーそして客たちは驚きます。みんなの前で伊織を抱き締め、お前じゃないとダメだと振り絞るような声で訴える奏太。悲鳴にも似た声が店内のあらゆるところから漏れますが奏太はお構い無しに伊織を連れ去ります。
自宅に帰ってきた奏太は昨日のことや、これまでなんの努力もしなかった自分を謝ります。本当は伊織が初恋なのだと明かす奏太に、伊織は涙ながらに「一緒だったんだね」と微笑み抱き締めます。さらに店長の娘である瑠花は確かに伊織の初めての相手ではあるけれど、店に毎日顔を出すのは奏太に独立しないかという打診をしていただけで伊織が不安に思うことは一切ないと断言。そして自分は店を出すなら将来伊織と二人でやりたいと伝えます。それは楽しそうだと目を輝かせる伊織は、それがプロポーズだと全く気付いていませんでした。
しばらくして亮太は突然店を辞めました。誰も理由はわからないまま…。さらに奏太と伊織の交際は全員に知られたものの、伊織の想像に反して女性客は温かく受け入れてくれたようです。大和ともまりっぺを交えて三人で会えたときにはお互いに気まずい空気はなく、今まで通りの”友達”に戻れたようで伊織は嬉しく思いました。
奏太との最近の近況をまりっぺと話しながら歩いていると奏太に声をかけられた伊織。これから二人でラーメンを食べに行くと言う伊織に、まりっぺは密かに深いため息をついていたことを二人は知るよしもありません。
数日後、伊織がマニキュアをしている姿を見た奏太はご飯に誘います。以前気に入って買った洋服をラーメンを食べに行くだけなのに着ていっていいものかどうか悩む伊織。
結局お洒落をして出た伊織に、今日はここにしようと奏太が連れてきたのはスイーツの可愛いお店でした。前から来てみたかったと大喜びの伊織を微笑ましく見つめながら、以前まりっぺからお叱りを受けたことを思い出します。
“伊織は誰よりも女の子らしい”
帰り道、次の休みにどこへ行こうかと切り出す奏太は、伊織が行きたいところをもっと知りたいと告げます。驚きながらも奏太の袖を掴み、いっぱいあるけどいいの?と聞き返す伊織にキュンとした奏太は自分も行きたいところがあると指差したのはラブホテルでした。
初めてで緊張する伊織をゆっくりとほぐしていく奏太。普段できないことをいっぱいされて、伊織はこれ以上ないくらいにとろとろになりました。
翌日は朝から機嫌がいい奏太の前に、奏太よりもガタいのいい伊織の元カレだと名乗る男が現れます。伊織が抱えるコンプレックスの元凶だと察した奏太はあれやこれやと伊織のおっぱいの良さを熱弁。ところが聞くやいなやその男は聞きたくないと耳を塞ぎながらその場で気絶してしまったのです。
駆けつけた伊織は、その男を”お兄ちゃん”と呼び奏太は青ざめます。
目覚めた兄に謝罪するも自分はお前のお兄さんじゃないと声を張り上げます。同棲するなら挨拶ぐらい来いと言われた奏太はその数日後、伊織の実家を訪ねることとなりました。
その美貌にうっとりする両親と未だ認めない兄。しかし奏太を見つめる伊織を見て、兄の心に少しずつ変化が表れます。
酔った伊織を寝室へ運ぶと兄がドアをノックし、自分は伊織の本当の兄ではないと唐突に打ち明けました。それでも本当の妹のように可愛がってきた分、ろくでもない男と交際してほしくないと心から願ってきたと。けれど今日奏太といるときの伊織の表情を見て二人を見守ろうと思ったと言います。
酔って眠る伊織の隣で緊張もほぐれた奏太がようやく眠りにつこうとしたそのとき、下のほうでゴソゴソ動くものに気がつきます。下着すらも脱いで、エッチがしたいと奏太の上に跨がる伊織。気付かれたらマズイ。けれど最近ご無沙汰で我慢の限界がきていた奏太は静かに愛撫を始めます。指を入れやすいように脚を開いてという要望にも素直に応える伊織。これはもしやなんでも聞いてくれるパターンかもしれないと奏太もテンションが上がります。しかし誰かがトイレにいく物音でビクビクする奏太はやはりこれは絶対にバレると考え、こうなったら手だけでイかせて眠らせるしかないと意気込みます。もう限界に達しようとしたそのとき伊織が「もれる…」と発した直後、潮を吹いてスヤスヤと眠りに落ちたのです。
翌朝奏太は眠れぬ夜を過ごしたせいで一人でゲッソリとしていました。
実家からの帰り道、伊織はふと奏太にも兄弟がいることを思い出します。弟はツンデレだが兄は変態だと説明する奏太に、とんでもないアクシデントが待ち受けているのです。
仕事の帰り道、奏太とお揃いのパジャマを買った伊織はウキウキで帰宅します。遅くなるという連絡を受けて先に眠りについた伊織ですが、唇に優しく触れる柔らかな感触と愛撫がいつもの奏太ではないと目を覚ましました。
「女の子?」
互いに驚くロングヘアーの綺麗な男性と伊織。そこへ帰宅した奏太は驚愕します。この人こそ変態と説明してあった奏太の兄・蒼矢でした。真っ裸で迎えた兄は伊織が男だと勘違いしたと言いつつ、是非一度セックスしてみようと微笑みます。奏太は激怒、伊織は呆気に取られるしかありませんでした。
蒼矢が去ったあと二人はいつも通りの夜を過ごしますが、まさか仕掛けられた監視カメラに気付けるわけもありません。
そんなある日、伊織はある悩みを抱えていました。それは自分が”マグロ”だということ。なんとか奏太を満足させたい一心でフェラを学習しますが、動画だけでは全く掴めないのです。
そんなとき、監視カメラから見ていた蒼矢が悩みがあるのではないかと伊織を訪ねます。伊織が恥ずかしがりながら打ち明けると是非協力させてほしいと告げる蒼矢。バナナを片手に説明し伊織に実践させようとします。なんの疑いもなく奏太を想って必死に頑張る伊織を見て、入れ込む理由がわかると蒼矢は内心思い始めていました。
それからは伊織のバイトの時間を小切手で買い取り接触する蒼矢。すると蒼矢から二人で温泉に行ってきてはどうかと提案されます。何か企んでいると疑いしかない奏太と、なんの疑いもなく目を輝かせている伊織。行きたいと全面に訴えられた奏太は断ることができませんでした。
旅行当日、蒼矢の知り合いのホテルということもあって到着までは蒼矢の運転で向かうことになっていました。
ホテルに到着するとようやく二人きりの時間をゆっくり過ごす奏太と伊織。
夕食の時間、蒼矢は味気ないからみんなで食べようと提案します。奏太は嫌々ながらでしたが、ノンアルコールのドリンクを出された二人はゴクゴクと飲み干します。奏太は突然の眩暈に襲われ、伊織を見ると酔っ払ってすでに眠っていたのです。
気がつくと奏太は手錠をかけられ、伊織は蒼矢の膝の上で眠っていました。何がしたいのかと問い詰めますが、蒼矢の狙いはそもそも奏太と伊織の二人だったのです。すると突然奏太は身体の異常なまでの疼きを感じ始めます。目が覚めた伊織に、蒼矢は練習した成果をみせてあげれば?と促しました。媚薬を飲まされた奏太は快感に抗うことができず、喘ぎ声を抑えることなく達します。
一方伊織はその姿に疼き、腰が動いています。
「気持ちよくしてあげるからね」
ニヤりと笑いながら、蒼矢は伊織のそこを大きく広げます。
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『ちっぱい彼女と美人彼氏』の見どころ
たくさんあってまとまりきらないのが最大のみどころと言っても過言ではありません。それでも強いて言わせていただくならば、まず奏太と伊織の可愛い恋愛と奏太の顔面偏差値の高さです。
どこの女性よりも美しい顔面の持ち主である奏太はロン毛なんですがそれとまたイイッッ!!!途中でバッサリ切っちゃうんですが、さらにイイッッ!!!ま、そこは置いておいて、その美貌を持ちながらも他人に全く興味がなくまともな恋愛もしてこなかった奏太がらちまちました男勝りな伊織に一目惚れという設定がまずグッドですよね。完璧な奏太と思いきや、初めて本気で好きになったものだから不器用な接し方や付き合い方をしてしまうんですが、それも全部受け入れてくれる伊織。体と胸は小さくても懐と心は大きいんです!一歩ずつ成長してお互いを思い合っていくピュアや展開はなかなかTL漫画ではないのではないかなと思いました。
そして重要なのは萎えることのないセックスシーン。実は奏太はゴッドフィンガーの持ち主なんじゃないかなと思います。まぁ指使いの達人!指を使って舌も駆使して潮吹かせたぐらいですからね。そしてなんと言っても最大の見どころは”ちっぱい彼女”の乳首を勃起させる手つきはイヤらしい!!絵がとても綺麗だし、リアルなのにグロテスクなところが一切ないのでまだ連載中ですが最後から最後までヨダレが垂れるほど刺激的ですよ!
『ちっぱい彼女と美人彼氏』を実際読んだ感想
neco先生の作品はやはりどれも絵が可愛くて綺麗なのが特徴ではないでしょうか。そしてリアルなまでのセックスシーン。自分的には読む人のなかでも普通に濡れるひともいるのではないかと思います。それほど男性はカッコいいし女性は可愛いんですよね。指を挿入しているところやクリトリスをいじるシーンなんて、具体的な絵があるわけではないですが見ててリアル!うわぁ~それされたらめちゃくちゃ気持ちいいだろうな~なんて思ってしまうんです。
そして展開もすごくいい!
話がちゃんと筋通っていて違和感なく読めるのもTL漫画では自分的に重要なところです。ただヤってればいいってもんじゃねぇー!と言いたい作品が山ほどある中でも本作品は「?」なく読み進めれるしキャラクターに移入できます。普通に女性漫画としてもアリなんじゃないかなと思うほどしっかり作られているんですね。
恐らく本作品であっても、neco先生の違う作品であってもどれも読んでみたいと思っていただけるのではないでしょうか。
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月額550円(税込) |
正会員ポイント付与(月) | 1200pt | 1300pt |
550pt |
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