『王の獣～掩蔽のアルカナ～』Cheese!29巻最新刊のネタバレ＆あらすじ！可愛くて愛おしい・・・抑えられない天耀の想い

2021-05-242021-07-25

漫画『王の獣～掩蔽のアルカナ～』を実際に読んだ最新刊ネタバレを含むあらすじや感想、みどころをご紹介しています。

『王の獣～掩蔽のアルカナ～』は藤間麗著者、『Cheese!』で連載されています。アルカナを持たない従獣だった藍月が不死身のアルカナを覚醒させてしばらく経ち、ようやく想いを通じ合わせた藍月と天耀。そして遂に女であることを明かした藍月に、天耀が心と身体の距離をどんどん縮めてきていて──────！？

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『王の獣～掩蔽のアルカナ～』漫画情報

『王の獣～掩蔽のアルカナ～29巻』は『Cheese2021年7月号』で読めます

 

『王の獣～掩蔽のアルカナ～』Cheese!29巻最新刊のネタバレ含むあらすじ

天耀から口づけをされ、さらに押し倒された藍月は動揺のあまり息をするのを忘れてしまいます。真っ赤になりながら驚く藍月が可愛くて何度も何度もキスを繰り返す天耀は思わずふわりと笑いました。その理由がわからず思わず関節技を浴びせその場から逃げ去る藍月に天耀はやってしまったと表情を曇らせます。

扉の音で嫌な予感を感じた太博は思わず扉を閉じようとしますが藍月がそれを制し、ちょっとでいいから話を聞いて欲しいとねだります。酒でも飲まなければそんな話は聞いていられないとおもむろに酒瓶をテーブルに叩き付けた太博でしたが、天耀が自分に対して求めていることにどう反応していいのかわからない藍月が可愛くて仕方がありませんでした。

間をうまく取り持ってくれた太博によって天耀の部屋を訪れた藍月。困らせて悪かったと申し訳なさそうにする天耀の胸のなかに、藍月はそっと顔をもたげます。それが可愛くて、愛おしくて、声や息すらも食べてしまいたいと思ってしまう天耀なのでした。

『王の獣～掩蔽のアルカナ～』の見どころ

この美しいタッチが全てを魅力的にみせる根源ですね。藤間先生といえば処女作からとっても魅力的で美しい絵を描かれていましたが、やはり年々というか作品ごとにタッチが繊細になっていかれたのではないかなと思います。恐らく藤間作品をこれまで読まれているかたにはわかるのではないでしょうか。

そして今まさに色気までもが加わってさらにバージョンアップ！！！なんでしょう、このエロ漫画じゃ決してないのにエロさを兼ね備えていてこちらもドキドキムラムラしてしまう感覚は私は初めてですね。当初男として天耀に仕えていた藍月でしたが、徐々に天耀に惹かれていくことによって本人も知らないうちに女の顔をチラホラ見せるようになっていきます。

そのことに最初に気付いたのが太博と江凱でした。そしてちょっかいかけるようになるわけですが、そんな…ちょっかいかけたくもなるわってのが本音です。藍月は元々周りの目を引くほどの美形で通ってはいるもののそこに女の顔がチラつけば、手を出したくもなります。

さらにそんな藍月に惹かれていく天耀様のあどけなさもまた本作品の魅力の一つ。男とか女とかそういうことは特に気にしていない天耀様ですが、どうにもこうにも藍月が可愛くて可愛くてどうしようもないほどに気持ちを抑えられない自分に戸惑ってしまう皇子様がこちらからしたら可愛いんですよ！！なんじゃあの顔！って…もうほんと是非見てほしい。

たぶん一度見たら病みつきです。

『王の獣～掩蔽のアルカナ～』Cheese!29巻を実際読んだ感想

もうめちゃめちゃ面白いっ！！！そして毎回気になるっ！！！なんっっでこんないいとこで終わる！？蘇月生存の真面目な展開から一変、なんじゃこのラブぅ～いムードは！！！平和そのもの！！！嵐の前の静けさとは言いますが、そんなことはどうでもいい。

静けさなら静けさでいいから思う存分堪能したいというのが本音です。前回、藍月と恋仲になったにも関わらず皇子と従獣としての距離感が縮まらないことにヤキモキしていた天耀様は、思わず口づけをします。さらに抑えがきかなくなり押し倒してしまうところでエンドでした。

めっちゃ気になるところで終わらせるやん？と思いはや１ヶ月…。めっちゃ長かった…とようやく続きにありつけたわけですが。この１ヶ月期待はどんどんどんどん膨らみ、膨張の度を越えていましたがさらに藤間先生はそれすらも越えてくれました。もうサイッコウに今一番おもろいっ！！

天耀様に何度も何度もキスされて戸惑う藍月と、反応が可愛くて愛おしくて溜まらない天耀様。そしてもう色香をまといまくって部屋を訪れてきた藍月にとうとう可愛いと本音を露にしてしまった太博。天耀様の溺愛に限界がないように、面白いに限界がない…。また１ヶ月でモンモンと過ごすのですね。その間にもう一回、一から読み直しましょうかね。

『王の獣～掩蔽のアルカナ～』次回巻への展開予想&期待

気持ちを抑えましょう？というほうが野暮ってもんです。藍月が見せる女の色香にあてられる天耀様と、何もかもが初めてで戸惑いを見せるものの応えたいと思う藍月。そんな二人が思いの外、結構速いテンポで色々進んでいっちゃってます。オーケーオーケーそのままどうぞ！！と言いたいところですが、やはり現実的に頭をよぎってくるのが”従獣である”ということと”蘇月”の存在です。

太博が懸念している通り、やはりこの国を担う皇子様である天耀様とその従獣に過ぎない藍月が果たしてどこまで許されるのかは疑問です。これからの方針を話し合ってくださいと背中を押してくれた太博がいるので、いけるとこまでいってほしいのが本音ですが…。

どこかで藍月の目が覚めてしまうのでは？とも思ってしまう冷静さ。そして何より蘇月ですよね。不確定でも生存しているかもしれないとわかったもののその先が全く進んでいません。蘇月がどんな状況に置かれているかもわからないのに自分は天耀様との恋仲に浮かれていていいのか？

とこれもまた藍月のことだからハッとしそうで怖いんですよね～。願わくば浮かれちゃいなよ！って感じなんですが、やっぱり嵐の前の静けさ的な幸せなのではないかと懸念しています。