『王の獣～掩蔽のアルカナ～』Cheese!33話最新刊のネタバレ＆あらすじ！振りかざされる陛下の剣、届かない藍月の悲痛な叫び・・・

2021-09-252021-10-28

少女漫画『王の獣～掩蔽のアルカナ～』最新刊33話をCheese!2021年11月号で実際に読んだネタバレを含むあらすじや感想、みどころをご紹介しています。

『王の獣～掩蔽のアルカナ～』は藤間麗著者、『Cheese!』で連載されています。病魔に侵され、もはや手段を選ばない陛下。蘇月の首を跳ね、アルカナの真の力を確かめようとしていました。疆虎に押さえ付けられる藍月の悲痛な叫びとともに剣は振り下ろされ・・・。

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『王の獣～掩蔽のアルカナ～』漫画情報

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『王の獣～掩蔽のアルカナ～』Cheese!33話最新刊のネタバレ含むあらすじ

陛下に剣を向けられながら蘇月は自分の中にいる自分と対話します。これでやっと怖いことから解放されるのだと、だからもう眠ろうと。その瞬間にこれでもう終わりであることが怖くて怖くて堪らなくなりました。剣が振りかざされ、藍月が叫びます。

疆虎に押さえつけられ抵抗するものの背骨を折られ身動きがとれません。藍月の目に映る血しぶきと蘇月の前に覆い被さる影。天耀の袖に血が滲み、その傍らには天耀のものと思われる腕が転がっていました。

その頃宮の中で叫び声が聴こえると女中たちの噂を聞きつけた璃琳はその天耀の姿を目の当たりにしていたのです。そのまま天耀は陛下を押さえつけ、墨や各皇子らの従獣たちが駆けつけました。怒りで我を失った藍月は陛下の首に手をかけると、微笑む陛下によって殺せと促されます。

しかし天耀のかすかな声によって藍月は我に返り、側にいるために相応しくありたいと哀しく微笑みました。

『王の獣～掩蔽のアルカナ～』Cheese!33話を実際読んだ感想

この一ヶ月、本当に辛かった。蘇月の首がはねられたら絶対死ぬ！？藍月とようやく再会できて喜びを分かち合う時間もなく、蘇月が生きていることを天耀様もあれだけ望んでいたのにもう消す！？とか色々考えさせられました。

藍月が別のアルカナを発揮して助けるとか、まさか天耀様庇わないよね？とかあらゆる方向に考えが及ぶ中今日を迎えたわけです。そして天耀様が腕を失いました・・・。もう辛い・・・。この一ヶ月よりもこの結果が辛いです。

確かに蘇月の首ははねられなかったし藍月も無事で天耀様も生きていました。でも腕が・・・。腕でよかったとかちょっと、その考えに落ち着くのはもうちょっと先っぽいです。しかしながら別の方向から見れば、今回初めて兄弟愛が見れたとも言えます。

その天耀様の姿を目の当たりにした璃琳が、泣きながら墨の名前を叫んだとき、サッと墨が現れ璃琳を抱きかかえました。ちょうど天耀様の兄ちゃんたちが乗り込んできたタイミングだったんですね。これはカッコ良かった。

証拠がないままに陛下を取り押さえるなんてことはできずにただ待つしかできなかったものの江凱が立ち上がり、陛下のこの状況を兵たちに目撃させることで証明してみせたんです。いや〜これは良いものが見れたと思います。腕を失くした天耀様、藍月、そして蘇月。

これからが第２幕と言っても過言ではないでしょう。黒幕がいなくなった今、確実な幸せが訪れるのか・・・。まだ気持ちは落ち着きません。

『王の獣～掩蔽のアルカナ～』次回巻への展開予想&期待

いや〜見事に的中でした。誰も傷つかずに脱出できるか！？ってのは無理でしたが、やはり犠牲になったのは天耀様でしたね・・・。もう痛々しくて見ていられませんでした。それを目の当たりにした藍月もまた痛々しかった。

これまで蘇月が受けてきた残虐行為をもっても殺したいほど憎い陛下に、愛する人の腕を斬り落とされたんですからもう言葉をはかすことなく苦しむように殺したかったはず。でも天耀様がね、藍月にはそうあってほしくないと常に願っている天耀様にね、止められてね・・・良かったです。

さて今後ですが、無事に？蘇月を奪還できたわけですが。腕を失くした天耀様の左腕となってサポートするのであろう藍月と、ようやく自由の身になった蘇月と。これからどのように新しい生活がスタートするのか楽しみですよね。まずは天耀様の療養、そして再会を喜ぶ時間をたっぷりと与えてあげたいし、蘇月も後宮で一緒にグラスようになるだろうしって・・・。

思えば不安要素がなくなったのでは？とふと気付きます。藍月が女であることはもうほぼ知られているし、蘇月も奪還できて黒幕は排除できたし。何かあるかしら？と思えば、強いて言うならば藍月と蘇月のアルカナでしょうか。この不死の力を欲しい輩は必ず出てくるはずなので、怖いのは陛下だけではないとは思います。

が、ひとまず脳内休暇を与えます。彼らに平穏無事を。私の脳内に休息を。