試し読みOK『目黒と秋野は気づかない』のネタバレ＆あらすじ！お互いに好きだと気づかない2人のやりとりが最高です

2021-01-15

今回は、BL漫画『目黒と秋野は気づかない』を実際に読んだネタバレを含むあらすじや感想、みどころをご紹介してみました。

『目黒と秋野は気づかない』は、ゆくえ萌葱が原作者です。『CHARAコミックス』で連載されました。お互いに意識しあって好きな感情があるのにもかかわらず、自分自身の気持ちに素直になかなかなれません。

「ただの友達」と言い張るのですが、最後にはお互い好きだと言える事が出来るのか最後まで目が話せません。

まだ『目黒と秋野は気づかない』を読んだことがない方は半額で読む方法がありますので、この機会に読んでみて下さい。

『目黒と秋野は気づかない』漫画情報

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『目黒と秋野は気づかない』のネタバレ含むあらすじ

大学生・目黒には一つの悩みがある。それは彼女に振られる度に慰めろと勝手に家に入り、冷蔵庫を漁り、挙句の果てに目黒の筋肉、乳首までも触りまくる程。目黒は行きつけのゲイバーで秋野のことを愚痴りますが、ママには「もしかして好きなのかも？」と言われてしまいます。ただ相手はノンケ。目黒は全力で否定します。

次の彼女が出来てもすぐ振られ、また目黒のところへ来る秋野。振られた原因も目黒の家に来る理由もわからないという秋野に、とうとう目黒も追い出してしまいました。

音沙汰なくなって早２ヵ月半。今度は秋野が来なくて寂しいと愚痴りだす目黒。でも惚れてはいない。…もう気づいて！！そんな時、秋野が男に走ったと聞いてしまい、悔しさを感じました。

二人はそれぞれ、目黒は特別な存在。目黒の作った飯が食べたい。目黒の部屋は落ち着く…と事あるごとに目黒の名前を出し、比べられることを教えられます。振られた原因はここにあると。

そうとわかったらやることは簡単。目黒は秋野の好きな料理を並べ、秋野が部屋から離れづらくなり彼女を作らないであろう状態を作ってあげました。そして喜びいっぱいの秋野を見て嬉しくなります。

あとは足りないものはボディタッチ！と目黒の体を堪能しているうちに、そのまま抜き合いがスタート。キスまでしてしまう……。その数日後には口淫まで！でも「「付き合ってねーし」」「ただの友達」という二人。「お前らいいから付き合っちまえ！」ママのドス声が響きます。

さて秋野の女遊びが落ち着いてきたので、今度は目黒が彼氏を作ろうとします。それを聞いた秋野は寂しがり、自分も彼女を作ってしまいました。お互い寂しいと言えるのに…気づいて！認めて！

ところが彼女といても楽しくない。思い浮かべるのは目黒ばかり…またも無意識に「目黒の飯食いたい」

そしてやっぱり振られてしまいました。そのまま目黒のことを思い浮かべながら一人で果ててしまいます。一方目黒は、他の男性といたそうとしましたが全く反応せず。相手からの提案で秋野の事を思い浮かべながら果ててしまいました。お互い妄想なのにリアルですごく気持ちいい…ようやく気づいてくれるかも…！？

目黒とセックスしたい、と気づいた秋野はママに相談…と思ったら、先客が。目黒も同じ気持ちでした。そのままママの強引な提案でホテルへ！べろべろになりながらも秋野を受け入れる目黒。秋野の「大事にする」という台詞。二人の興奮と切羽詰まった表情に胸キュンです！

何回か寝て、またまぐわう…気づいたら次の日の夕方になっていた程。二人から報告を聞いたママは一安心。ようやく付き合う…と思っていたのに、二人からの返事は「「嫌いではない」」

…！！？「もう一回ホテル行ってこい怒！！」ママのドス声とあきれ顔が目に浮かぶようです…お疲れまですママ…。

書き下ろしでは、付き合うことに関して、お互い恋人を作る気もないけど…仕方ない。でまとめてしまう二人。翌朝、玄関でお互いの用事を確認し、帰りにケチャップを買ってくるよう頼んでからの、行ってきますのキス！…それに気づいて赤面する二人！会話もキスも、夫婦にしか見えません。二人とも可愛い！

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『目黒と秋野は気づかない』の見どころ

終始「それって好きなんじゃないの？」「「え、違うけど？」」という感じで、外野から見ればなんで付き合ってないの！？と思うくらい、お互い大好きすぎる目黒と秋野。しかしタイトル通り気づいていないところがいいです。いい意味で無意識って怖いと思わせてくれます。

そしてお互いずっと一緒に居たいと思い、相手を想像しながら果て、夕方までホテルでエッチ三昧をした後でも「嫌いではない」という二人に、ママと一緒に「もっかいホテル行って来い！」と突っ込みたくなるはずです。

また、二人とも同じ目線でいるので、BLなんだけど受け攻め感があまりありません。恋愛漫画の醍醐味でもある駆け引きや切なさ、差を埋めようと努力する…なんてこともありません。マウントの取り合いで面白い！エッチでも抱かれているはずの目黒の方がかっこいい、と思う場面も多いと思います。

各回の扉絵にも注目していただきたいです。どれもかっこいい！可愛い！と叫びたくなると思います。お勧めは４話目、酔っ払い二人の自撮りをスマホの待ち受けにしている絵。どっちのスマホなの？こんなエロい画像を待ち受けにしていいの？と、色々突っ込みたくなります。可愛い！！

『目黒と秋野は気づかない』を実際読んだ感想

どうみても両想いなのに気づかない二人に、周りのキャラクターと一緒になって「いや好きでしょ！」と何回も突っ込んでしまいました。お互い独占欲があり、一緒に居られなくなると寂しくなる。お触りOK、お泊りは普通にしている、抜き合いにキスまで…いや好きでしょう！

なかなかくっつかない強情な二人ですが、イライラ感はなく愛おしく思えるから不思議です。じれったくてもどかしい感じをテンポ良く楽しめました。

そして目黒と秋野の相談相手として出てくるゲイバーのママがとても素敵！ママの一言がなければこの二人はずっと付き合わなかったのかも？と思うくらい。強引なようで的確なアドバイス、突っ込みをしてくれました。ママのファンになる方も多そうです。

ゆくえ先生は色気たっぷりの男前受を描く天才だと思っておりますが、例に漏れず、目黒も男前。相手に屈しないような気丈な表情。色気。細身で筋肉質な体つきがたまりません。秋野がさわさわと腹筋を撫でまわす気持ちがよくわかります。

最後まで「好き」も「付き合う」も言わない二人。でも言わなくてもわかるので、気づく日を気長に待ちたくなりました。もし言うならどっちから？それともママの代弁？と続きを想像して楽しんでいます。