泣けるBL『花のみやこで』のネタバレ&あらすじ!『花のみぞ知る』のスピンオフ!辻村教授の若い頃のお話

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「花のみやこで」のネタバレ記事アイキャッチ

BL漫画『花のみやこで』を私が読んでみたネタバレを含むあらすじをこっそり教えます。涙なしでは語れない感想や切なくて美しい見どころもお伝えしますよ。

『花のみやこで』は、宝井理人が原作者です。大洋図書の『HertZ』で掲載されました。開業医をしている辻村医院の次男の辻村基晴(つじむらもとはる)は、幼い頃に出会った蓮見晶(はすみあきら)に想いを告げたことで、距離を置かれていました。それでも晶を想い続けて、同じ大学の研究部へと入りますが、彼を忘れるために基晴は芸妓遊びに明け暮れていました。そんなある日、晶から声をかけられて昔に戻ったような感覚になった基晴は、彼の隣にいられるなら、友人としてでもいい…そう思っていたのに、晶は突然、唇を重ねてきて…!?「花のみぞ知る」に登場した辻村教授の若い頃のストーリーです。

まだ読んだことがない方は『花のみやこで』を無料で読める方法やお得に読める方法をチェックしてみてくださいね!ぜひ「花のみぞ知る」と一緒に読んでほしいです。

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目次

『花のみやこで』漫画情報

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漫画タイトル

花のみやこで

作者名

宝井理人

掲載雑誌

HertZ

連載終了の全巻数

1巻

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花のみやこで』のネタバレ含むあらすじ

主人公・辻村基晴と蓮見晶の出会いは十歳の時でした。開業医の次男として生まれた基晴は、塀の外から庭を見つめる少年の姿を見つけます。くる日もくる日も庭を見ている少年に基晴は声をかけに行きます。「何してるの?」と問いかけると少年は驚き、逃げ出してしまいます。

その時少年が落とした本を見て、基晴は少年が庭の花を見ていたのだと気付きました。基晴は少年を庭へ招き入れ、たくさんの花を見て喜ぶその姿に基晴は淡い恋心のようなものを抱きます。女中に見つかりそうになり、こっそりと裏口から出ていくときに初めて二人は自己紹介をしました。この時基晴は少年の名前が晶ということを知ります。二人はその日から何度も内緒で遊びました。

お互いにお互いの知らない世界を知っている、かけがえのない友人だと思おうとしていた基晴の身にある出来事が起きます。基晴が十五歳になった時、父親に無理矢理座敷遊びへ連れて行かれた日のことです。隣に座った芸妓に晶の姿を重ねてしまったことで、基晴は晶に友人以上の思いを寄せてしまっていたことに気が付きました。

自分の気持ちを自覚した基晴は晶に思いを伝えましたが、晶の返事は「ごめん」「そんな風に考えられない」というものでした。その日以来、晶は基晴と距離を置くようになります。基晴は晶のことを忘れられたら、と遊び歩く日を送りますが、ずるずると思いを引きずり続けて晶と同じ大学の同じ研究室に入りました。

ある日、基晴は晶から「一緒に帰らないか」と告げられます。思いを伝えて以来、避けられていたはずの晶からの誘いに、基晴は驚きつつも承諾しました。何もなかったかのように振る舞う晶に、「友人としてでも隣に居られるなら良い」という思いが基晴の胸をよぎります。

そんな基晴の思いを裏切るかのように突然晶は基晴に口づけを残し、走り去ってしまいます。翌日基晴が晶から告げられたのは「忘れてくれ」という言葉でした。それを聞いた基晴は怒り、晶を問い詰めましたが晶の口から答えが返ってくることはありませんでした。

家に帰った基晴でしたが、口づけられた時の晶の表情が頭から離れません。「後悔が残っているなら今以上に後悔しないように」という女中の言葉に背中を押され、基晴は晶のもとへ向かいます。彼は「ずっと友人として隣にいられたら、なんて嘘だ」「今でもずっと晶の事が好きだ」という事でした。

それを聞いた晶は泣き出し、ごめん、と謝ります。ずっと基晴の事が好きだった、とも。泣きじゃくる晶は大学を出たら許嫁と結婚することが決まっていること、家族や許嫁を裏切れないと思っていること、それでも基晴のことを好きになってしまうなんて勝手にも程がある、と思っていること、全てを基晴に打ち明けました。

全部自分のせいにしていいから基晴のことを忘れられないようにしてほしい、と晶は基晴に頼みます。四日間ずっと大学にも行かず、二人は宿にこもりました。思いは通じたけれども、一生忘れることのできない枷をはめて二人は生きていくのです。

物語は大学教授となった基晴が晶の孫である御崎詔太を研究室に迎えるシーンで終わりとなります。御崎に会えてとても嬉しい、基晴が御崎にそう告げてお話は終わるのでした。

花のみやこで』の見どころ

このお話は『花のみぞ知る』に登場した教授の昔のお話です。『花のみやこで』を読んでからもう一度『花のみぞ知る』の教授の台詞を読み返してみると、一気に切ない気持ちになります。

登場するアイテムも見どころがたくさんあります。巻末の小話にて晶がりんご飴を落としてしまい、基晴のりんご飴を一口もらう、というシーンがあります。そのくだりもとても素敵なのですが、この話は落ちてしまったりんご飴が柵の上に置かれている描写で終わります。ここで『花のみぞ知る』の一巻を見てみると、有川と御崎が手を重ね合い、りんご飴を持っているカラーイラストが巻頭にあるのです。こういった細かなつながりが作品や先生のファンにはたまらないと思います。

また、有川と御崎のその後の話である「花のみごろに」というお話も収録されています。同居を始めた有川と御崎の何気ない日常の一コマや彼らの葛藤、そして「家族」になるまでのお話です。このお話の中で語られる様々な「家族」の形に胸が温かくなりました。

花のみやこで』を実際読んだ感想

「花のみやこで」は世間的に言うようなハッピーエンドとはなりませんでした。晶と基晴は思いが通じ合ったものの結ばれずに終わります。どんなに好きであっても、どんなに心から求めていても、それでも手の届かないところへ行ってしまうという切なさが伝わってきて読んでいる私まで胸が締め付けられるほどでした。

許嫁と結婚する晶に「一緒に遠くに行こう」「行かないでくれ」と、お芝居みたいな台詞も口にできなかった基晴。大学生の彼らは無責任にそんな台詞を言えるほど子供でもなく、責任が取れるほど大人でもなかった、というフレーズが心に刺さりました。

晶の結婚式と、式に参列するために準備をしていたものの、結局行かなかった、行けなかった基晴が「もう間に合わないんだ」と言うシーンがラストの方にあります。基晴の「間に合わない」という言葉には様々な意味が込められていて、結婚式の晶の表情も相まって涙が止まりませんでした。結ばれない二人ですが、二人が出会えたこと、思いが通った瞬間は確かにあったんだと思います。切ない作品でしたが、出会えて良かったと心から思っています。

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Posted by こみ