『鬼獄の夜』21巻のネタバレ＆あらすじ！まんが王国で先行配信中！

2021-03-18

漫画『鬼獄の夜』を実際に読んだ21巻のネタバレを含むあらすじや感想、見どころを紹介しています！

『鬼獄の夜』は、加藤キャシーが原作者です。集英社の『マンガMee』で連載されています。かつて女性を絶命するまで犯し続ける鬼の出る村がありました。村人たちは少女を鬼に捧げ、生きていました。そんな贄取塚（にえとりづか）と呼ばれた廃村に、立花牡丹（たちばなぼたん）とその恋人の青柳鷹介（あおやなぎようすけ）、幼馴染の晴馬（はるま）と茜（あかね）の4人が迷い込み、彼らが見たものは…！？恐ろしくも刺激的でエッチなホラー漫画にドキドキが止まりません！

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『鬼獄の夜』漫画情報

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※2021年3月現在

『鬼獄の夜』21巻のネタバレ含むあらすじ

監視役を前にして、灰原と最後の関係まで進もうとする美空。しかし、寸前のところで灰原に止められます。すると、監視役の対象は恭平に移り変わります。複数の女性と性交する恭平の様子はどこか変です。恭平は理想化された美空と性交をする幻覚を見ているようでした。

恭平が飲まされた盃の薬は、欲求を理性から解放するものでした。それにも関わらず、恭平は監視役に突然殴りかかります。恭平の性行動は元来持つ異常な性欲によるもので、実は正気を保っているのではないかと監視役は推測します。

美空はそんな恭平の様子を見て思わず止めに入ってしまいます。恭平に殴りかかられた監視役の手には刃物が握られていたのです。しかしそのことで、美空と灰原は薬を飲んでいなかったことが監視役にバレてしまいました。

監視役によって別々の牢獄に入れられた美空達。灰原は美空が薬を飲まなかったのは自分のせいだとかばいますが、監視役は聞き入れません。牢獄の中の美空は、先ほどの監視役が恭平に殺意を向けたその残忍さに恐怖を抱いていました。

そんな美空の牢獄にはお仕置き役と呼ばれる坊主頭の大男が入っていました。お仕置き役の腕には監視役と同じ烙印が押されています。お仕置き役によって鎖で縛り上げれた美空は、下半身から無理やり薬を投入されそうになります。

絶体絶命の危機を前に、お仕置き役を激しく罵る美空。その時、罵声を浴びるお仕置き役が恍惚としている様子から、彼がドMであることに気付きます。女王様のフリをして鎖を解かせた美空は、逆にお仕置き役を縛り上げて、柴様の居場所を問いただします。

お仕置き役は柴様の行動について話し出しました。柴様の日中の行動は不明ですが、毎晩0時には「選別の儀」に現れ、その日の「幸福者」を選ぶようです。

「幸福者」とは、贄取塚に連れていかれる生贄のような役割を指していました。しかし、柴様に洗脳された人達には、贄取塚に生き続ける神様の一部になれると信じられているようです。美空は今晩の「選別の儀」に参加することを決心します。

一方でその頃、女王様の格好をして鞭を持ったお仕置き人が、横たわる灰原の上に跨がりながら不気味に微笑んでいました。

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『鬼獄の夜』の見どころ

恭平が幻覚の美空と性交をするシーンは男性の欲望をストレートに表現していて、ある意味清々しい気持ちになれるかもしれません。また、そんな恭平の姿に反応する美空と灰原からも三人の関係性が浮き彫りになる様子を見て取ることができます。

美空達が牢獄に閉じ込められた後はどんどん深刻な展開になると思いきや、美空のお仕置き人がどこか抜けていてほのぼのとしたコメディー調な雰囲気になります。特に、お仕置き人の風貌が強面であるが故に、その天然な性格との対比が面白いです。

また、美空が女王様を装うことにノリノリになるシーンは、彼女の意外な一面を見ることができる貴重な機会ではないでしょうか。

終盤のお仕置き人による「幸福者」の話では、今後の展開に繋がっていきそうな重要なヒントがほのめかされていきます。「主様と呼ばれる神様は誰なのか？」「柴様が行う選別の儀の目的は何なのか？」など、ストーリーの謎を解いていくためには要注目のシーンです。

『鬼獄の夜』を実際読んだ感想

美空のことを第一に思い、監視役からも彼女を守り続ける灰原。一方、自分の欲に従順でやりたい放題の恭平。美空を挟んで描かれる対照的な男性二人に注目して話を読んでいくと、今後どちらが彼女と結ばれるのかが気になります（それとも別の男性が現れるのでしょうか？）。

灰原の美空を思う純粋な気持ちが報われてほしいと思うのですが、こういう場合って、恭平のような男子に女子は惹かれていくのがありがちだよなとも思ってしまいます（すでにそういう雰囲気はあります）。

話のラストでも、恭平がお仕置き人に打ちのめされているカットで終わっていたので、これから恭平に様々な不幸や難題が降りかからないか、とても心配です。

また、ストーリーの面でも、これから展開が大きく動いていきそうなのでドキドキしています。今回の話では、柴様の行動や主様などについて風呂敷を広げていくところで終わってしまったので、それが今後どう回収されていくのかに期待しています。