『放課後、恋した。』8巻最終巻のネタバレ＆あらすじ！無料で読む方法＆半額で読む方法

2021-03-12

夢中になることも打ち込むこともない女子高生が、ある理由からバレーボールをやらなくなった男子高校生と出会う漫画『放課後、恋した。』のあらすじや感想を紹介します。

バレー部の監督で教師の兄に言われ、仮でマネージャーをやることになった夏生。久世渚を入部させないとマネージャーをやめることが出来ない命令を兄からもらい、何とか彼を入部させようと夏生は渚に声を掛けます。しかし、渚はあることが理由でバレー部に入部することをやめました。ところが、1人自主練している姿を夏生が目撃して…。

淡く初々しい恋の漫画『放課後、恋した。』の続きが気になる方は最後までぜひご覧ください！

『放課後、恋した。』漫画情報

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『放課後、恋した。』8巻完結巻のネタバレ含むあらすじ

葉山夏生（はやまかお）は、兄が教師である高校に入学し、男子バレー部のマネージャーをしてます。

でも入部はしてなくて、マネージャーをやめるには、ある男子生徒・久世渚（くぜなぎさ）を入部させることが条件と兄に言われたので、駅のホームで彼の入部届を見ながら、どう入部させるか考えていました。

風が吹いて入部届の紙が飛んでしまい、それを追いかけてホームへ倒れそうになった夏生を、イケメンで背の高い男子生徒が助けてくれました。お礼を言って電車を待っていると、女子生徒たちが「渚～♡」と言いながら駆け寄ってきます。

どこかで聞いたことのある名前だと思って紙を見ると、そこには『久世渚』と書いてあって駅のホームで固まってしまいました。

次の日放課後体育館でマネージャーの仕事をしていた夏生。ボールが飛んできて目をつぶると同級生の桐生君が守ってくれました。

「葉山さん、渚のことバレー誘ってくれているんだよね？俺からも声かけてみるから」と言いながらコートに向かって走っていきます。「スポーツマンって桐生くんのことを言うんだろうな～」と夏生は頭の中で思い、そのままバレーをしている桐生を見ていました。

渚は中学校最後の大会で自分のせいで負けてしまったことに責任を感じていて、その思いをなくすためゴミ箱にバッシュを捨てます。

帰ろうとしたところ、買い出しの荷物を持っている夏生を見つけ、代わりに荷物を持つことに。「なんで入部しないの？」と夏生は質問します。「そんなの知らない。靴とかもう学校のごみ箱に捨てたし」と言い、そのまま2人無言で学校に向かいました。

渚は帰っていき、夏生は学校のゴミ捨て場に行き、バッシュ探します。渚が下駄箱に行くと捨てたはずのバッシュが置いてあり、それをもったまま夏生の元に向かいました。

「マネージャーやめるためならなんでもやるのか？」と夏生を問い詰めると、「私にはやりたいことない。だから久世くんみたいに夢中になれるのものが欲しかった！」と泣きながら訴えます。渚は夏生を抱きしめて謝りました。

翌日夏生は渚にどんな顔でいいか悩んでいると、前から渚が歩いてきましたが、そのままスルーされます。ところが「号泣マネージャー！入部届だしといて、後これも」と後ろから声を掛けられ、資料を貰うとそこには夏生の入部届がありました。

本格的に入部し筋肉痛になりながらもマネージャーの仕事をこなす夏生。大会が始まり相手も強くて苦戦しますが、順調に勝ち進んでいきます。

そして夏生の学校はベスト4入り強豪校に仲間入り。そして夏生と渚2人一緒にいると、「この気持ちは誰にも負けない。夏生のことが好きだ」と渚は告白しました。夏生も渚のことが好きだったので、「私もずっと前から好き…」と泣きながらいい、渚は夏生を抱きしめます。

翌日いつも通り部活に行く2人ですが、夏生は恋人の渚を目で追ってしまい、また、渚も夏生に良い所を見せたいと気合を入れてバレーをしていました。

練習が終わってベスト4と夏生の復帰の祝勝会を開くことになり、その場で突然渚は夏生と付き合っていることを発表します。突然のことに夏生は驚き顔を赤くしますが嬉しくて顔がにやけてしまいました。

時は過ぎてクリスマス。2人は食事をして楽しい時間を過ごし、イルミネーションを見に行きますが混んでいて門限に間に合わないとのことで渚の思い出の場所に向かうことに。

その場所は堤防に並べられたヨットにイルミネーションが施されていて、渚が兄と一緒によく遊んだ場所でした。「お兄さんに会ってみたいな～」と夏生は渚にお願いをすると、「3年前事故で死んでしまったからあわせることが出来ない。ごめんな」と渚は謝ります。

兄がなくなった理由は、自分の大会にどうしても来てほしいとお願いして、試合の会場に向かっているときに事故にあったのでした。

夏生は泣きながらそのことを聞きます。「兄をなくして自分に向き合うことが出来なかったが、夏生が何回でも俺のものを拾ってくれた。ありがとう」と夏生にお礼を言いました。その言葉を聞き夏生は、「どんなことがあっても渚が捨ててしまった時は必ず自分が拾おう…」と心に決めます。

時が過ぎて2年生になった2人は、新入生が入ったりと慌しい毎日を送っていました。2か月後インターハイで引退になった3年生の代わりに、渚が部長、キャプテンは桐生となります。

「キラキラした春。長いようで短くて瞬きするのがもったいない！」と思いながらマネージャーの仕事をこなしていく夏生でした。

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『放課後、恋した。』を実際読んだ感想

夢中になれるものがなく、ただ臨時マネージャーをやっていた夏生ですが、渚や桐生君に出会って良かったですね。渚と夏生の事をもう少し書いてほしかったですが、最後はちゃんと綺麗に完結にしてくれたので安心しました。2人なかなか結ばれなかったので、途中うずうずしましたが、最後にやっと引っ付いてくれて良かったと、ほっとしました～。

お兄ちゃんの事をなかなか話さなかったので、もしかしたら？と思っていましたが、やっぱり亡くなっていたんですね…。ここよくある展開です。

桐生も頑張ってアタックしていましたが、夏生は渚の事を思う気持ちが揺るぐことなく振ったので、夏生が少しかっこいいな～と思ってしまいましたね！最後の言葉と回想シーンが良くて少しウルっとして、キラキラした青春がまぶしくてちょっと甘酸っぱいなと読んでいて思えるような漫画でした。

『放課後、恋した。』一番おすすめ必読の巻

2巻が私の中で一番おすすめです！理由は恋なのかわからず、渚のことを目でずっと追っている夏生の姿が可愛いと思ったからです。

2人とも言い合いをして喧嘩っぽくなりますが、渚が夏生を他の女子より特別扱いしていると思える巻でした。

矢代もいて常に3人一緒に学校生活を送っていますが、三角関係に発展していくきっかけがあると私は思いました。

『放課後、恋した。』こういう人におすすめ

過去に恋愛や部活など青春しきれなかった方や、少し過去に後悔がありもう一度青春やりたいと思う方におすすめだと思います。

初めは自分に自信がなく青春はしたいけど行動に移せない女子高生ですが、不器用で右往左往しながらも自分の気持ちにウソをつかず前をむいて進んでいく姿に憧れてしまうそんな漫画だと私は思いました。