十日草輔『王様ランキング』のネタバレ&あらすじ!純粋な王子様は立派な王になれるのか?

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「王様ランキング」のネタバレ記事アイキャッチ

漫画『王様ランキング』を読んでみたあらすじをネタバレありでたっぷり教えます。感想や見どころについても語りますよ!

王様ランキング』は、十日草輔が原作者です。漫画投稿サービスの『マンガハック』で連載されています。ボッス王国のボッジ王子は、第一王子として生まれたにも関わらず、子供用の剣すらまともに振れないほど非力で、耳も聞こえず、口が利けなかったので、周りからの信望は薄いものでした。ところがあるとき、王子の言っていることがわかる「カゲ」という友達ができてから、彼の人生はだんだんと変わっていきます。はたしてボッジ王子は世界一立派な王様になることができるのでしょうか?

読んだことがない方は『王様ランキング』を無料で読める方法も調べてみましたので、ぜひ読んでください。試し読みもできますよ。

『王様ランキング』漫画情報

 

漫画タイトル

王様ランキング

作者名

十日草輔

掲載雑誌

マンガハック

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王様ランキング』のネタバレ含むあらすじ

1巻のネタバレ

王様ランキングとは…高名な騎士を数多く従え、国民が多く町が発展している、なにより王様自身が勇者のごとく強いこと!それらを条件に各国の王様をランキングしたものです。

ボッス王国の第一王子・ボッジは、国民中の笑いものでした。ボッジは耳が聞こえず、非力で子供用の剣すらまともに握ることができません。おまけに毎日のようにどこかに出かけては、パンツ一丁でお城に戻ってくる始末…ボッスは国民から『バカ王子』と陰口を叩かれていました。

この王国は、現国王のボッスが病に倒れており、まだ幼い王子二人のどちらが次期王になるのか注目されていました。亡くなった前王妃の息子・ボッジ王子は口も利けず非力なことから、家来や民衆からの信望は薄かったのです。かたや第二王子ダイダは大人顔負けの剣術を持ち、皆から人気が高く次期国王に推す声が多くありました。

ボッスはある日、大きな袋を持って移動する、まるで影のような不思議な生き物と出会います。自分はカゲだと名乗るこの生き物は、金目の物を盗んでは売る盗賊でした。ボッジが何でも言うことを聞くバカな金持ちだと思ったカゲは、ボッジの着ている服を『人助けになるから』と騙して剥ぎ取り、さらに裸になったボッジに毎日高価なものを持って来るように言いました。こうしてボッジは毎日どこかに出かけては、裸でお城に帰っていったのです。

自分の夢は「世界一立派な王様になること」だと話すボッジを、カゲは笑い飛ばしました。そうした日が続くうちに、カゲはボッジに興味を持つようになります。ボッジの後をこっそりつけていったカゲは、彼が王子でありながら民衆からもお城の兵士からもバカにされていること、現王妃ヒリングに冷たい態度をとられていること、そしてボッジがそれら全てに気付いていて、人知れず悔し涙を流していることを知ったのです。ボッジの優しい性格を知ったカゲは自分の行いを悔い、自分だけはどんな時もボッジの味方になってやると心に誓いました。

またある時、ボッジは自身の腹違いの弟…第二王子ダイダと手合わせをすることになりました。意外な敏捷性を発揮してダイダの攻撃を全てかわすボッジだったが、ボッジの剣術指南役・ドーマスに「それは王の剣ではない しっかり打ち合え」と言われます。それを聞いたボッジはダイダの集中攻撃を全て受け、ボロボロにされてしまいます。瀕死のボッジを治療したのは、彼を嫌っていたと思われていた現王妃ヒリングその人でした。ヒリングは冷たい態度をとりながらも、本当はボッジを我が子のように慈しみ大切に想っていたのです。

そしてとうとうある日、ボッジの父・ボッス王は亡くなってしまいます。死の間際に王妃と二人の王子、主な側近が集められて遺言書が読まれます。そこには『王の跡継ぎはボッジ王子とする』と書かれていました。遺言が読まれた後、ボッス王は静かに息を引き取ったのでしたが、その際に突然魔人が王の遺体の上に現れました。魔人はボッジと魔人自身を順に指さし、恐ろしい笑い声をあげたかと思うと風のように消えてしまいました。その後日、国民の前でボッス王の葬儀が行われ、同時に新国王が発表されました。そこで発表された新国王の名は、なんとボッジではなく弟のダイダだったのです。

回想が入り、若かりし頃のボッス。ボッスはある魔人に世界一強い男になりたい、という願いをかなえてほしいと申し出ました。しかし魔人は「力を与えるには血のつながりがある者の力を奪うことになる。家族がいないなら子供を作ってその力を捧げろ」とボッスに言います。さらに「何より見返りとしてお前自身の寿命を捧げよ」と続ける魔人に、ボッスは不敵に笑いその条件を受け入れるのです。

時は新国王発表の二日前に戻ります。この日、ヒリングは側近たちの前で王の遺言書を破り捨ててしまいます。さらにボッジとダイダのどちらを王にすべきか決を採り、王妃を含めた7人による多数決が行われます。そこでダイダが5票を勝ち取り、新国王はダイダに決定されたのでした。ダイダに票を入れた側近には、ボッジの剣術指南役であるドーマスも含まれていました。

ダイダが新国王となったことにボッジは驚き、また城から抜け出して一人悔しさから大声をあげました。一方その頃、しばらく姿を見せなかったカゲはなんと城の地下牢に閉じ込められていたのです。カゲはある時ダイダの剣術指南役であるベビンに見つかり、その身柄を拘束されてしまいました。目を覚まし何とか牢から抜けだしたカゲだが、あえなく再びベビンに見つかってしまいます。

ベビンはカゲが何者であるか知っていました。カゲの正体は、暗殺を生業にし、かつてはボー帝国のお抱え暗殺団であった『影の一族』と呼ばれる種族の子どもだったのです。影の一族はある時謀略により主君であるボー王を暗殺しようとした嫌疑をかけられ、皆殺しにされてしまいました。その唯一の生き残りであるカゲは、ベビンに「自分はボッジの力になりたかっただけだ」と話し、ベビンとある契約を交わしました。

2巻のネタバレ

カゲがベビンとある取引をする数日前…ダイダはベビンに対し、自分に票を入れなかった法相サンデオと王国四天王・槍使いのアピス二人の暗殺を命じました。

一方姿を消したカゲを探すボッジは、城近くの洞穴に隠れ住む3頭の巨大な蛇の元を訪ねます。この蛇は昔ボッジと、ベビンに助けられた過去を持っていました。蛇は、ボッジにベビンがカゲと取引して重大な任務を与えたこと、そのため当分カゲが姿を見せないこと、そしてボッジを慕う者はたくさんいることを話して、ボッジは城に帰りました。

その頃ベビンは、槍使いアピスと立ち合っていました。熾烈な戦いの末、ベビンは腹を槍で突かれ、地面に伏してしまいます。ベビンを倒したアピスは、ボッジを王にするため、城に向かっていきました。

城に戻ったボッジは、ヒリングに旅に出たいと願い出ます。一時は猛反対したヒリングでしたが、ボッジの心情を慮り、ドーマスと兵士のホクロ二人を同行させて旅に出ることを許しました。

一方国王となったダイダは、自分の部屋で『魔法の鏡』という怪しげな存在と話していました。鏡はダイダにボッジを暗殺するよう唆し、またボッスの死体から力を手に入れるよう助言しました。

同刻頃、ボッス王国に『王様ランキング協会』の者がやってきました。新国王・ダイダのランキングを付けにやってきたのです。王様ランキングには、奇妙な噂があった。「ランキング1位になった王は神の宝物庫に入り、好きな物を一つ頂戴できるが、歴代の王は皆同じ物を選んだ。そしてその宝に魅せられとり憑かれたように何かを探すようになる。今までの1位は行方不明か気がふれている…」と。

旅に出たボッジは、途中冥府への穴…別名『地獄の門』と呼ばれる場所に立ち寄っていました。底深い大穴から炎が絶えず燃え盛る様子をよく見ようと近づいたボッジは、ドーマスによってその穴に突き落とされてしまいます。ドーマスは、ダイダによりボッジの暗殺を密かに命じられていたのです…。

その頃悪夢にうなされ飛び起きたダイダは、城の地下、ボッスの遺体が安置されている部屋へと向かっていました。ダイダはランキング協会から驚くほど低い評価を受けてしまい、すぐにでも父親の力を手に入れたいと思っていたのでした。安置所にたどり着くと、ボッスの遺体は鏡の命令によりおぞましい方法で液体へと変えられていました。

一方その頃地獄の門に突き落とされたボッジは、ほとんど無傷で生きていました。なぜ自分が無事なのか不思議がるボッジの前に、なんとカゲが現れます。カゲはベビンからボッジの護衛を頼まれ、旅の間中ずっとボッジを助けていたのです。カゲはボッジにこのまま大穴を下って行き、『冥府』と呼ばれる場所に行こうと提案します。どうやらボッジを最強の男にしてくれる存在が、そこ『冥府』にはいるらしいのです。

3巻のネタバレ

冥府へと向かって歩くボッジとカゲは、穴の底から噴き出る毒ガスによって気を失ってしまいます。そして気絶した二人は、謎の騎士たちによってどこかに連れていかれてしまいます。二人が連れてこられたのは、冥府の王・王様ランキング2位のデスハーの前でした。

一方、ドーマスがボッジを暗殺したことに気が付いたホクロは、ドーマスに向かい剣を振りかざします。戦いの末ホクロは気絶させられ、ドーマスは負傷した右手を自ら切り落としました…。

その頃ボッスの肉体からおぞましい方法で作られた力の秘薬を目の前に、ダイダは迷っていました。悩んだ末ダイダは秘薬を飲まず、その薬の入ったゴブレットを床に叩きつけました。そして鏡に向かって薬を台無しにしたことを詫び、その代わり必ず鏡の期待に応えられる王様になって見せる、と誓います。しかし、そのダイダの前にアピスが現れました。ダイダを殺そうと槍を繰り出し襲い掛かるアピスを、鏡が制止しました。アピスは「このお声は…」と鏡のことを知っている様子でした。

デスハーの前で目を覚ましたボッジとカゲは、デスハーに自分を最強にしてくれる男を探していることを話しました。それを聞いたデスハーは、探している男は自分だと言い、ボッジを世界最強と言われる冥府騎士団の隊長と手合わせさせました。

しかし試合を見たデスハーはボッジを強くすることはできないと言い切ります。ベビンからの推薦状だってある、と食い下がるカゲに、デスハーはその書状を見るなり破り捨ててしまいます。冥府の城から追い出されて、うなだれる二人の元に、先ほど手合わせをした冥府騎士団隊長が現れます。隊長によると、探している男はデスハーの弟・デスパーであり、先ほどのはデスハーにからかわれた、ということでした。

二人はデスパーに会い、弟子にしてくれるよう頼みました。ボッジの手を握ったデスパーは魔人の影を感じ取り、またボッジに「手に膂力が全くない」と話しました。父・ボッスのようにはなれないと言われ、落ち込むボッジに、デスパーは「力なんて無くてもいろんな可能性がある。あなたは強くなれますよ、誰よりも」とほほ笑むのでした…。

デスパーとの修業が始まったボッジ。最初にボッジに出された課題は、『自分に合う武器を見つけること』でした。武器庫に案内されたボッジが、無数の武器の中から選んだ物とは…。

修業が始まって3か月後。ある日稽古場から聞こえた轟音に驚き駆けつけたカゲが目にしたのは、何をどうやったのか真っ二つに裁断された巨岩の前に立つボッジの姿だったのです。

4巻のネタバレ

鏡を『ミランジョ様』と呼び何事か話すアピス。一変し許しを請うアピスにダイダは不信感を覚えましたが、一瞬の隙をついて気絶させられてしまいます。気絶したダイダに鏡は無理やり秘薬を飲まされてしまいます。薬を飲み干し、目を覚ましたダイダに、鏡は『ボッス様』と呼びかけます。薬は『復活の秘薬』であり、ダイダはボッスの魂を入れる入れ物として利用されてしまったのでした。

一方ボッジは、ついにデスパーから免許皆伝を言い渡されます。ボッジが選んだ武器はレイピアで、相手の急所を的確に突くことで相手を無傷のまま倒す、という秘技を習得しました。デスパーとの修業を終えたボッジに、カゲは「ケジメをつけるためにも一度城に帰ろう」と提案し、ボッジもうなずきます。

その頃城では、鏡―ミランジョが、ダイダの体を乗っ取ったボッスに「これからヒリングを殺害します。いいですね?」と問いかけていました…。

またその一方、ボッジが死んだとの報告をホクロから受けたヒリングは、怒りのあまりホクロを処刑しようとしていました。しかしそこに覆面をしたドーマスが現れ、ホクロを救出しようとします。だがボッスによってドーマスは倒され、そしてボッスは「ボッジは生きている」と宣言すると何事かドーマスに囁き、二人を城から追放しました

ドーマスとホクロはボッスの命を受けていました。その命とは、城の地下にある冥府の入り口を破壊すること。また、ボッスは王妃の護衛・ドルーシにも極秘の命を下していました。

一方冥府―不吉な気配を感じ取ったデスハーは、牢屋に閉じ込めていたはずの冥府騎士団団長・オウケンが脱走してしまったことを知ります。

5巻のネタバレ

目の前にいるのがボッスだと知ったヒリングは、ショックのあまり気を失ってしまいます。そして休むヒリングの部屋の前で、護衛・ドルーシはヒリングの護衛を命ぜられた頃のことを思い出していました。今、ヒリングを殺害せんと近寄ってきた4匹の魔獣を睨みつけながら…。ボッスは、ドルーシにヒリングの身が危険なことを伝え、そして必ずや守るように命じていました。辛くも魔獣を退けたドルーシだが、深手を負いその場に崩れ落ちます。瀕死のドルーシをヒリングは治療し、ダイダを取り戻すためボッスと戦うことを決意しました。

一方ミランジョは新たな強者を配下にするため、城の地下にある入口から冥府へと向かいました。

ボッスに直談判するヒリング。その時、彼女はどこかからダイダの声がするのを耳にしました。その声は、今はボッスとなったダイダの体の胸のあたりから聞こえていました。助け出そうと錯乱するヒリングを、ドルーシは気絶させて連れて行きます。

ヒリングの声が聞こえなくなり、うなだれるダイダの魂。出口の見つからない闇の牢獄に、「兄上には世界がこんな風に見えていたのかもしれない」とボッジに思いを馳せます。その時、ダイダはその牢獄の中で一人の泣いている少女に出会いました。

少女は周りにいる人たちから「こいつは極悪人だから」と言われいじめられていました。その人々の残虐な発言にダイダは怒り、皆を蹴散らしてしまいます。そして少女に名前を聞きました。少女は自分の名は『ミランジョ』だと答え、ダイダは「オレは味方だ」と少女に告げました。そう宣言するダイダに、少女・ミランジョは「ボッス様と同じ匂いがする…」と感じたのでした。

城近くの洞穴。そこの主三頭の巨蛇・ミツマタの傍にはベビンがいました。ベビンはこの洞穴に潜伏し、様子を伺っていたのです。そして冥府の入り口を守るアピスと、そこに向かわんとするドルーシとホクロの姿がありました。

6巻のネタバレ

武装し、ドルーシと数人の護衛を引き連れ、どこかへ向かうヒリング。一方冥府から王国へ向かうボッジとカゲの元に、冥府騎士団たちがやってきました。隊長が言うには、冥府より脱走した罪人たちが、ボッジの王国を狙っているとのことでした。

罪人は全部で6人。殺し屋のブラックとレッド、怪力で巨躯のギガン、山賊の頭ゾック、没落した王族キングボ、冥府の剣王オウケン…いずれも強者たちでした。

デスハーは、隊長に罪人たちを捕まえ、混乱に乗じてボッス王国を奪うように命を下していました。そのことは隠し、ボッジとカゲと共に王国へ急ぐ騎士団たち。

一方、罪人たちは既にボッス王国に到着し、無抵抗のボッスに縄をかけ城を占領していました。ゾックは冥府を脱出した時を思い出していました。この国をどうしようが自由だと話すミランジョを怪しみつつも、ゾックはミランジョの持つ力に目をつけ何事か企むのでした。

どこかから戻ってきたドルーシたちは、城から出てくる兵士たちを見て驚きます。城が突然謎の6人の男たちに乗っ取られ、アピスが20匹以上もの魔物を連れていたと聞き、ドルーシたちは城へと入っていきました。魔獣や罪人たちと戦うドルーシと精鋭たちは、次第に追い詰められていきます。

冥府の神・サトゥンには、人間との間に生まれた3人の子どもがいました。超能力を受け継いだ超人長男・デスハー、力を少しだけ引き継いだ非力な人間の次男・デスパー、そして超能力を何一つ引き継がなかった三男・オウケン…しかしある時オウケンに思ってもみない力が生まれ、それは不幸の始まりでした。

そして時は今、いつの間にか城から抜け出し、城下町へと向かったオウケン。彼は目の前にいた子供を切りつけ、恍惚の表情を浮かべていました。

7巻のネタバレ

ようやく王国に到着したボッジたち。城下町に入ると、そこには兵士や民衆を痛めつけるオウケンの姿がありました。オウケンと対峙するボッジ。しかし、隊長はデスパーに「自分が行くまでオウケンに手を出してはならない。特にボッジは絶対に対峙させないように」と言われたことを思い出します。

一方、もはや絶体絶命のドルーシとヒリングの元にミツマタが現れました。魔物たちを蹴散らすミツマタだが、強敵ギガンによって倒されそうになります。しかしギガンは突然倒れ、そこにボッジとカゲが現れるのでした。
ヒリングは、ボッジの頼みでミツマタや負傷した魔物さえも治療していました。気が付いたギガンは自分が無傷であることに感銘を受け、ボッジに跪き忠誠を誓います。

ボッジとカゲは、魔物たちを冥府に帰そうと城の地下にある冥府の入り口に向かいました。一方冥府の入り口にたどり着いたドーマスとホクロだが、そこに冥府騎士団が現れます。これは戦争だと告げる騎士団と、ドーマスはホクロに手出し無用と告げ一人で戦うのでした。しかし、戦うドーマスの元に現れたのは冥府の王、デスハーだったのです。

8巻のネタバレ

デスハーはドーマスをあっさりといなしてしまいます。そこにギガンに連れられたボッジとカゲが現れました。ボッジの無事な姿を見たドーマスとホクロは感涙するが、一方殺されかけたボッジは、複雑な表情を見せました。

冥府の牢から脱走したギガンを捕らえんとするデスハーに、ドーマスはその真の目的を尋ねました。デスハーがボッス王国に来た目的、それは冥府の罪人を連れ帰り、この企ての首謀者・ミランジョに死をもって償わせることでした。ボッジはミランジョの名を聞き、自分の実の母を冷たい表情で痛めつけるミランジョの姿を思い出します。

その少し前、城下町ではオウケンと冥府騎士団による激戦が繰り広げられていました。不死身のオウケンは、腕や頭を切り離されてもすぐに復活してしまいます。そこにデスパーの策略によってデスハーが投げた雷がヒットし、オウケンは気絶して捕縛されました。不老不死の代償に、かつて心優しかったオウケンは心を持たない狂人となってしまいました。デスパーは隊長にオウケンはミランジョ討伐の真の目的のために必要だと話しました。

一方、ギガンを捕えようとするデスハーを止め、説得を試みるボッジ。ボッジの強さを目の当たりにしたデスハーは、テレパシーでデスパーと会話します。そこでデスパーは「ボッスにはボッジ君を当てます」と告げました。その後に無防備になったミランジョを殺して、魔人の首を獲ると続けるデスパーの案に乗り、デスハーは冥府に帰ることにしました。

そしてギガンを冥府に連れ帰り、冥府騎士団に入れるとボッジに話します。ギガンは「心はボッジにある」と笑顔を見せました。

デスハーが冥府に戻った後、ボッジの元に駆け寄り跪くドーマスとホクロ。泣きながら謝罪する二人だが、ボッジはドーマスを許すことが出来ず走り去ってしまいます。ドーマスとホクロは、今は自分たちができることをしようと冥府の入り口を壊しに向かうのでした。

一方、城内を移動するアピスとミランジョに、突如レッドとブラックが襲い掛かってきました。レッドとブラック、そして後ろで手を引いていたと思われるゾックは、ミランジョの鏡をアピスから奪い取ってしまいました。倒れたアピスを発見し驚くボッジとカゲ。一方気を失っていたオウケンが目を覚ましてしまい…。

王様ランキング』の見どころ

見どころは、主人公ボッジが心身共に強くなっていく姿です。特にメンタル面の成長、王としてふさわしい心の在り方とは?というのはこの作品のかなり重要な要素であり見どころです。

また、ところどころに伏線が張られていますので、登場人物の顔をよーく覚えておくことをおススメします!一見モブかな?と思うようなキャラクターも、「あれ?この顔前も見たことあるような…あっこのキャラクターは、あの時いた○○じゃないか!」と実は重要人物だったりすることがしばしばです。
それらを踏まえて読むと、この作品がもっと楽しめると思います!

王様ランキング』を実際読んだ感想

久しぶりの大当たり漫画でした。

主人公ボッジは、「最初弱かったけどメンタルは最強!さらに修業して心身共に最強になったぜイェーイ」という無双系主人公ではありません。むしろ一見強い心を持つように見えるボッジも、それなりに心に弱い部分を抱えています。修業をして強くなっても、その心の弱さは克服しきれていないのです。それをこれからどう克服していくかがとても興味深いし、読んでいて心から応援したいと思える主人公です。

あとは何といっても王妃・ヒリングが魅力的です。ヒステリックツンデレ系継母というのは、全くの新ジャンルながらも心にクリーンヒットしました。

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Posted by こみ