抱腹絶倒ギャグ漫画『北斗の拳 イチゴ味』のネタバレ＆あらすじ！あのケンシロウが！サウザーの意外な一面は必見

2021-03-12

漫画『北斗の拳 イチゴ味』を実際に読んだネタバレを含むあらすじや感想、笑い必須の見どころをご紹介しています。

『北斗の拳 イチゴ味』は、武論尊と原哲夫が原作者、河田雄志がシナリオ、行徒妹が作画者です。コアミックスの『ゼノン編集部』で連載されています。あの聖帝サウザー様が、喜んで、キレてと、喜怒哀楽がとても豊かです。ケンシロウと友達になろうとしたり、闘う理由をあっさり変えたり…楽しそうなサウザー様がいっぱい見られます。「北斗の拳」を知っている人ならもちろん！知らない人も楽しめる原哲夫さんに似せた画風で描かれるサウザー様主役のギャグ漫画です！

まだ読んだことがない方はぜひ『北斗の拳 イチゴ味』を無料で読む方法や安く読む方法をチェックしてください。ふき出してしまいますので、外で読むのは厳禁ですよ。

『北斗の拳 イチゴ味』漫画情報

『北斗の拳 イチゴ味』のネタバレ含むあらすじ

「199X年、世界は核の炎に包まれ、あらゆる生命体が絶滅したかに見えた。でも意外と元気だったし、現代の日本の若者に心配されるバイタリティに満ちあふれていた。パソコンもケータイもないけど大丈夫だった。犬とかもちょくちょく生きてるし、水は貴重なので何かと不便だけど、仕方がないので頑張ります」

聖帝サウザーは、聖帝十字陵でケンシロウと戦っていました。その最中ターバンのガキに足を刺されたり、足の傷をケンシロウに集中攻撃されてそれを我慢したり、カレーを食べたり、あと何回もターバンのガキに刺されたりして、とても大変でした。最終的にケンシロウに秘孔を突かれて十字陵も崩れたけど、サウザーは生きてました。

シンは世界が核の炎に包まれる前、ケンシロウととっても仲良しでした。でもなんかケンシロウとユリアが付き合いだしてから、彼が自分に全然かまってくれなくなりました。なのでシンは世界が崩壊した後、わけわかんなくなって全然好きでもないユリアをさらってみたり、ケンシロウと戦ってみたりしたけど、結果には満足したしやっぱり死にませんでした。

相変わらずサウザーは、しつこくケンにからんできたり、シュウにもからんで彼を慕う人々に「クソサウザー」とかののしられたり、レイの名場面に出しゃばってきたりして、とても充実した日々を過ごしていました。

その頃南斗五車星は、フドウが「リス」にやたら執着してたり、リハクが使えないオッサンだったり、ジュウザが迷走したりして大変な状態でした。仕方がないので赤いの（シュレン）と青いの（ヒューイ）は自由に愛された男・アインを『星のアイン』として、ジュウザの代わりに五車星に加えました。

一方ピレニィプリズンのデビルリバースの扉の前では、スプラッシュがどうにか扉の鍵を飲み込もうと奮闘中。でも大きさ的に無理だし、そもそも体が受け付けなくて何度も吐き戻してしまって無理でした。だけどスプラッシュは諦めません。彼はこんな時代だからこそ諦めないことの大切さを皆に身をもって示そうとしていたのです。でもやっぱり無理でした。

サウザーは南斗六聖拳の慈母星以外を集めてしょうもない会議とか、その5人で『南斗DE5MEN』というグループを組んでアイドル活動とかをしていました。会議の延長でホッカイドウに行ったり、ユダをおちょくって遊んだり、サウザーは楽しそうでした。

ある時ひょんなことから南斗対北斗で戦うことになりました。激戦の末ラオウがアイン如きに剛掌波をかましてアインが死んだために、この戦いは終息します。この後ジュウザがアインの遺志を継いで『星雲のジュウザ』となりましたが、やっぱりアインは死んでいませんでした。南斗DE5MENはPVがてら帝都に乗り込んでジャコウ一家を倒しました。

聖帝十字陵の修復も終わり、サウザーはガキ共を教育してゆくゆくは聖帝軍隊員とするために学校を作りました。その後ラオウ率いる拳王軍の動きが活発化してきたため、サウザーはそれに対抗しようと南斗全権の掌握を画策。南斗六聖拳最後の将を倒しに向かいます。

五車星はシュウたちに助けを求めるも、ユダとシンはサウザー側についてしまうことに！リハクの娘・トウはケンシロウに助けを求めました。最後の将とケンシロウをどうしても会わせたくないシンは彼と戦うも、ケンシロウの無想転生に自分が入っててビックリしたし、嬉しかったので戦意喪失しました。あと最後の将はアインがすり替わってて何とか無事でした。ついでに羅将ハンが上陸しました。

ラオウの首を狙いにやって来たハンは、こっちの国に来て誰彼構わず童貞認定したり、肌を粟立てたりしています。さらに聖帝十字陵にやってきたハンは、サウザーと戦うことに！ターバンのガキの先制攻撃に始まり、二人の激闘はサウザーの勝利で終わりました。

南斗DE5MENは、帝都でジャコウによって幽閉されていた天帝・ルイを救出。さらに彼らとファルコはPVがてら修羅の国に乗り込んで、名もなき修羅たちやカイオウと戦いまます。しかし、カイオウの放つ暗琉天破（あんりゅうてんは）に歯が立たず、惜しくも退却しました。

帝都はジャコウ派を粛正し、ファルコが中心となって再建に全力を挙げていました。帝都が平定されるまで、天帝ルイはシンが預かり守ることとなりました。ルイの「シンおにいちゃん」という言葉に、輝きを増す殉星・シン。彼はさらにバットそっくりなレンという少年を見つけて保護し、ケンとおそろいになったことでその輝きは留まるところを知りませんでした。

ケンシロウの無想転生に加わりたいユダは、なんか色々頑張って彼と戦いましたが駄目でした。ユダはリボルテック化も未だにしていないし、完全版の表紙にもなっていません。一方ジャギは、今更良い人になろうと頑張ったりグズついたりしていました。

その頃、修羅の国からシャチがラオウに救世を求めてやってきました。そこにハンもあらわれて面倒くさいことになりましたが、ハンはラオウの強さを認め彼に修羅の国に行くよう説得します。シャチはなんか成り行きで童貞たちの想いを背負ってパワーアップしました。

ラオウはリュウガ・シャチと共にカイオウ討伐に修羅の国へと向かう途中、グダついてたジャギを拾います。その頃サウザーのもとにトキとアミバがやってきました。トキはラオウがカイオウ討伐に出ている間、サウザーが余計なことをしないよう監視しに来たのです。一方で彼は、サウザーが正しい道を選び、天帝をかかげ南斗をまとめることを期待してもいました。また、トキはアミバを自分の後継として修業させることに。

その頃修羅の国へと向かうラオウの乗る船に、第二の羅将・ヒョウが修羅たちと共に襲撃してきました。ラオウは船酔いしていましたが、ヒョウの放つ暗琉天破に自らの闘気で対抗します。なんやかんやで双方の船が大破してラオウたちとヒョウたちは漂流するはめになりました。そこに丁度よくハンが船に乗ってやってきます。

その頃、修羅の国から群将カイゼルが天帝抹殺の命を受けやってきました。カイゼルは帝都を半壊滅に追いやった後、天帝抹殺の為サザンクロスに向かいます。しかし守る者を得たシンは非常に手強く、カイゼルも苦戦することに。

卑劣な手でシンをマヒさせたカイゼルは、ルイをかばうレンもろとも殺害しようとします。しかし、そこにトキとアミバ、ついでにリハクが現れました！

そして修業して強くなったアミバがカイゼルを倒し、トキはカイゼルをわざと逃がしました。カイオウへの伝言として「この国への侵攻を考えているならば、拳士の誇りを持ち3人の男と堂々と戦え。すなわちラオウ、ケンシロウ、サウザー。この3人を倒せば望みは果たせよう」という言葉を添えて…。

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『北斗の拳 イチゴ味』の見どころ

まずはその着眼点の面白さ！スプラッシュが飲み込んだ鍵やユダの腕輪、キャラクターのかみ合ってない言動など「原作では何となくスルーしていたけど、よく考えればおかしいな？」という点を見つけ、かつその部分を面白おかしく描くのが非常に上手いです！

さらには原作では出来なかった『if』や夢の対決が見られます！カイオウ討伐に向かうラオウ、ルイとリンが幼い内に出会う、トキの継承者となるアミバなど、原作でもしこうだったら？という展開が多く面白いです。決してギャグだけではないんです！戦闘ではトキVSシュウ、サウザーVSハンなど原作では実現しえない対決が面白く、かつ好カードでもあるのが侮れません。

あとは作画の行徒妹さんの画力の著しい成長にも注目です！初めこそ描き慣れていない感じがあるものの、次第に画力が向上して迫力あるバトルシーンを描けるまでになっています。ちなみに基本的に原作トレースはしていないとのこと。それから多彩な表情を描くのが抜群に上手いです。サウザーのウザい表情とか、多分この人でなければ絶対描けないと思います。

『北斗の拳 イチゴ味』を実際読んだ感想

この漫画は間違っても電車内で読んではいけません。果たしてこれを電車内でふき出さずに読める人がいるでしょうか？ちなみに私は電車内で読んだところ、こらえきれませんでした。

それにしても本当に発送の勝利というか、目の付け所が常人とは違うなと感心させられます。普通思いつかないですよ、ターバンのガキを強キャラにしようなんて。

ちなみに原作と比べて、一番キャラ崩壊しているのはシンだと思います。なんというか根幹の部分がもうおかしいです。しかし、崩壊しつつもルイとレンを守る彼は非常に輝いていました。ユダといい、ただ崩すだけではなくちゃんと見せ場も用意されている所がこの作品の魅力ですね。

さらにこの作品、もちろん原作既読であることが推奨ですが、まだ読んでいないという人でも充分楽しめる内容となっています。ただ原作の非常～に細かい部分をネタにしているところもあるので、この作品を100％味わうにはやはり原作を読まれることをおススメします。なお、イチゴ味→原作の順で読んでしまうと名シーンなのに笑いがこみあげてくる可能性もありますので、その点は注意が必要です。

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