試し読みもできる！『白刃と黒牡丹』のネタバレ＆あらすじ！1冊を無料&2冊目を半額で読む方法

2021-01-16

BL漫画『白刃と黒牡丹』を実際に読んでみてのネタバレを含むあらすじや感想、みどころをまとめてみました。

『白刃と黒牡丹』は、ゆくえ萌葱が原作者です。『GUSH』で連載されました。

女性が好きなスーツにメガネがよく似合う白樺刃麻と黒髪な硬派の黒井憲剛の恋愛を描いたキュンキュンする物語です。

黒井憲剛の事を好きなあまり女性と結婚してみたりと行動が大胆でびっくりさせられます。

しかし、読みだすと止まらなくなるほど面白いです。

まだ全巻読んだことがない方はぜひ『白刃と黒牡丹』を無料で読む方法や安く読む方法があります。この機会に読んでみて下さい。

『白刃と黒牡丹』漫画情報

『白刃と黒牡丹』無料試し読み

 

『白刃と黒牡丹』のネタバレ含むあらすじ

黒々組の若頭、黒井憲剛は産まれた時からずっと一緒に育っていた幼馴染で弁護士の白樺刀麻に毎日のように告白されています。

刀麻は憲剛の気を引く為だけにほかの女性と結婚、１ヵ月で離婚までしてしまうつわもの。黒々組の組員には公認され、いつになったらくっつくのか…と思われる程です。

それなのに憲剛が刀麻と距離を置くのは、刀麻が堅気だから。馴染み過ぎると大切な存在を守れなくなるから。男気溢れる憲剛にドキドキしてきます。

幼い頃はごく普通の生活だった二人ですが、憲剛は実家がヤクザ家業ということで、だんだんと周りから避けられ孤独になってしまいます。

それでも憲剛は大丈夫、と思っていた刀麻でしたが、小学校修学旅行、部屋の外で一人涙する憲剛に初めて”一人にしてはいけない”と感じ、憲剛は「とーまが居てくれたらそれでいい」と伝えます。

お互いへの想いと執着が始まりました。

高校に上がってからも変わらない憲剛に、自分の恋心を打ち明ける刀麻。

しかしそれは「たった一人の親友を無くすか、親友として僕の好意を受け入れとめるか」を選ばせるずるい言い方でした。

それから1年の月日が流れた頃、刀麻はずっと心に決めていたことを伝えます。「盃が欲しい」

しかし、憲剛の返事は…。そこから刀麻は憲剛から離れ、顧問弁護士を目指します。

そして月日は流れ、ついに刀麻は黒々組の顧問弁護士になりました。

しかし受け入れようとしない憲剛。大事だからこそこの世界には近づけたくない。

また、唯一の友達と抱き合う事自体おかしいとはわかっているが、刀麻がいると安心し、刀麻だけが憲剛を見捨てなかったという事実に悩み続けます。

そんな時、砂川組との揉め事が起こります。砂川組に一人で向かう憲剛。

そして電話先で応戦する刀麻。一件落着かと思ったが、電話先で砂川組員が暴れ、刀麻が怪我をしてしまいます。

恐れていたことが起きてしまった…刀麻を失う恐怖からか冷静さを欠けた憲剛は、急いで刀麻の元へ向かいます。ようやく会えた二人。

そして刀麻から「心配だったら君が僕を守ってくれ。君の側でずっと見張って。僕は君の為に生きてきたんだ」と。

ゆっくりと刀麻の背中に憲剛の手が回され、しがみつく様に抱きしめる姿に、幸せそうな表情を浮かべる刀麻。「憲剛、好きだよ」

晴れて両想いになった二人。

甘々なエッチではありませんが、刀麻の嬉しそうな表情がすべてを物語っているような感じがしました。

太もも付け根に彫られた猫の墨がエロ可愛い！

盃は交わしませんが、お互い飲射した、ということで…通常の盃よりずっと濃厚な関係になった証拠に赤面する憲剛が可愛いです。

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『白刃と黒牡丹』の見どころ

一切妥協なく憲剛を想う刀麻と優しくて男気がある憲剛。

側いることが生きる意味、とまで思える愛しい人と出会えてるなんて幸せだなと思いました。

どちらもデレる事なく、あまり笑顔もありませんが、お互いを大切に思い深く愛し合っている姿に心打たれます。

一番の見どころは、両想いになり、抱き合っているところ。

今までの刀麻を思い出し、ついに憲剛から「俺の隣に居させてやるよ」の言葉が。「頑張ったなぁ、お前」と。

その瞬間、全て報われたような満たされたような表情で涙し、その手にキスをする刀麻に、２０年という長い間の努力と憲剛への愛情深さを感じられました。

淡々と憲剛への愛を語っていた刀麻の心の奥底を垣間見れた気がします。

描き下ろしでは憲剛の背中の墨について語られています。何故未完成なのか。それは高校時代最後のエッチの後に言った刀麻の言葉。

「義兄弟にもなれないなら、僕の好きな色だといいな」それをずっと覚えていたからです。

恋人にはなれない。盃を交わしてやれない。隣に立たせるつもりもない。だったら、お前が見る俺の背中くらいは、と…

吃驚し赤面しながらも、恥ずかしそうな、幸せそうな表情の刀麻。ここでも憲剛の誠実さとお互いを想う強さを感じることができました。

『白刃と黒牡丹』を実際読んだ感想

大切だから側にいたい刀麻と、大切だから距離を置きたい憲剛。

お互い頑固で意志を貫き通そうとする姿に二人の男気を感じます。

刀麻の愛情と執着は異常とも思えそうなのに、周りの理解があるからか、それだけ憲剛の側にいたいんだなと素直に受け入れられました。

そして想いが通じた刀麻の表情が素敵で、思わず涙。

憲剛の側にいると決めてから20年。本当に頑張ったんだろうなと…。

その頑張りを認め、側に置くことを決めた憲剛の懐の深さにも感動。抱かれているのにかっこいい！

両想いになった後でも憲剛が刀麻にデレることはありませんが、キスマークは隠しません。周りが恥ずかしがるくらい。そんなところも憲剛らしいなと感じます。

主役二人と絡む舎弟達がシリアスな場面を和ませてくれ、いい味出しています。

舎弟目線のお話しも見てみたいです。

ヤクザものですが、激しい暴力表現などもなく安心して読めます。

読み終わった後、永年の想いが実って良かったなぁ…としみじみ感じられる作品です。